満を持して映画館に帰ってきた「スター・ウォーズ」。これから映画を観る方に向けて、新作の注目ポイントをネタバレなしでご紹介します。(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』より ©2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

本記事は映画公開前に発売されたSCREEN7月号(5月21日発売)の記事をWEB用に再構成したものです。

CHECK1
原点回帰を思わせる「SW」らしい壮大な冒険

初めて足を踏み入れる未知の惑星の壮大な景色、初めて出会う異形のクリーチャー、そこで繰り広げられる胸おどるアドベンチャーこそ、「スター・ウォーズ」シリーズ本来の魅力。その原点に立ち返り、その魅力を甦らせるのが本作。本作の監督ジョン・ファヴローは、自分が子供の頃に初めて『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』を見た時の興奮を描きたいと語り、オリジナルドラマ「マンダロリアン」でもそれを実現している。しかも今回の冒険の舞台は、映画館の大スクリーン。「スター・ウォーズ」らしい壮大な冒険が大迫力の映像で描かれるのに違いない。

予告編では、Xウイングの戦隊が夕焼けに染まる大空いっぱいに広がる雄大な光景が描かれたかと思えば、コルサントを連想させる夜の大都会も登場。マンドーが白い大蛇のような謎の巨大クリーチャーと対峙し、ジャバ・ザ・ハットの息子ロッタと闘技場で死闘を繰り広げ、一方、グローグーはドロイドをフォースで倒す。「スター・ウォーズ」ならではのアドベンチャーがすでに始まっている。

画像: 銀河を股に掛けた新たな冒険!

銀河を股に掛けた新たな冒険!

画像: 舞台は砂漠、雪山、密林、都市部から宇宙空間と広大

舞台は砂漠、雪山、密林、都市部から宇宙空間と広大

CHECK2
胸を揺さぶるドラマ—マンドーとグローグーの絆

「スター・ウォーズ」シリーズのもう一つの魅力は、友のため、仲間のためなら命を賭ける、熱い友情のドラマ。本作は、その魅力を継承し、マンドーとグローグーの固い絆が胸を打つ感動のドラマが待っているはず。

共に歩んできた2人の絆は固い。最初はそれぞれが敵に追われて、逃亡の旅の道連れだったが、オリジナルドラマ版のラストで、父と子の絆を結び、共にマンダロリアン戦士の師匠と弟子の関係になった。この次第に強くなった絆が、2人の物語をさらに熱くする。

その物語のヒントは、予告編で描かれているのかもしれない。マンドーがヘルメットを脱いでいるシーンがあるが、マンダロリアンの掟では、素顔を見せることは禁じられている。マンドーは、オリジナルドラマ版でグローグーのためにこの掟を破るまでは、子供時代からずっとこの掟を守ってきた。映画でこの掟を破ることになるとしたら、その理由にはグローグーが関係している可能性は大。そこには2人の絆をめぐる、胸を揺さぶるドラマが生まれそうな予感がする。

画像: ご法度のマスク外しを再びするマンドー。どんなドラマが?

ご法度のマスク外しを再びするマンドー。どんなドラマが?

CHECK3
リピート鑑賞もしたい!隅々まで「SW」の世界

本作は、これまでとは別の惑星や別の時代を描くスピンオフ作品ではなく、よく知っている「スター・ウォーズ」銀河の一部でもある。

今回の映画は、『ジェダイの帰還(エピソード6)』の約5年後から始まるオリジナルドラマ版のすぐ後を描くので、旧三部作でお馴染みのアイテムが続々登場する。予告編にも、旧三部作の反乱軍のXウイングや、帝国軍の4脚歩行の戦闘ビークル、AT−ATウォーカー、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のキャシアン・アンドーのUウイングなどが登場。エイリアン種族も『ジェダイの帰還』のジャバ・ザ・ハットと同じ種族や、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の4本の手を持つアルデニアンなどがいる。本作は、よく知っている銀河で起きる、これまで語られなかった物語なのだ。

また、本作の舞台は同時に『フォースの覚醒(エピソード7)』の約25年前でもある。『スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』に登場したアンゼラ人のほかにも、続三部作に繋がる要素が描かれるかもしれない。

画像: シリーズの花形戦闘機Xウイングが登場

シリーズの花形戦闘機Xウイングが登場

画像: クローン戦争などで活躍した兵器AT-RT

クローン戦争などで活躍した兵器AT-RT

画像: 『帝国の逆襲』でおなじみAT-AT

『帝国の逆襲』でおなじみAT-AT

CHECK4
クリエイターには映画界の実力派が集結

スタッフ陣はヒットメイカー揃い。監督・共同脚本のジョン・ファヴローは、オリジナルドラマ「マンダロリアン」を生み出す前から『アイアンマン』に続き、『同2』も監督、「アベンジャーズ」シリーズの製作総指揮にも参加して、マーベル映画大流行の原点を生み出したクリエイターだ。

さらに『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』からこの銀河の創造を手がけるベテラン2人も参加。VFX監修にはジョン・ノール、プロダクションデザインにはダグ・チャンが加わる。また、音楽はドラマ版に続いて『ブラックパンサー』2作、『TENET テネット』『オッペンハイマー』のルドウィグ・ゴランソンが手がける。

そして、製作総指揮・共同脚本のデイヴ・フィローニは、本年1月にルーカルフィルムの共同社長に就任した、今後の「スター・ウォーズ」宇宙の創造の中心となるクリエイター。彼は、本作の原点であるドラマ「マンダロリアン」でも製作総指揮を務め、エピソード監督や脚本にも参加している。

画像: アクション&ドラマ両方に定評のあるジョン・ファヴロー監督(左)

アクション&ドラマ両方に定評のあるジョン・ファヴロー監督(左)

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』
大ヒット公開中
アメリカ/2026年/2時間12分/ウォルト・ディズニー・ジャパン配給
監督/ジョン・ファヴロー
出演/ペドロ・パスカル、シガー二ー・ウィーバー
声の出演/ジェレミー・アレン・ホワイト、マーティン・スコセッシ

©2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

This article is a sponsored article by
''.