なにわ男子のビジュアル担当であり、俳優としても躍進する高橋恭平。クールな佇まいと内面の温かさを併せ持つ彼は、演じる千切豹馬との高い親和性を感じさせる。念願の『ブルーロック』の世界へ飛び込んだ彼が見せる新たな一面とは。作品へのリスペクトと情熱、高い解像度で語られる魅力を、溢れんばかりの愛とともに。今の想いを等身大の言葉で語り尽くす。(文・山崎ともみ/写真・奥田耕平(THE96)/ヘアメイク・miura(JOUER) /スタイリスト・三島和也(Tatanca)/デジタル編集・スクリーン編集部)
衣装協力/ジャケット ¥47,300、パンツ ¥35,200/共にKHONOROGICA(コノロジカ)/共にHEMT PR ※その他スタイリスト私物

高橋恭平 プロフィール

2000年2月28日生まれ、大阪府出身。14歳の頃にアイドル事務所へ入所し、2021年に「なにわ男子」として「初心LOVE(うぶらぶ)」でCDデビュー。アイドルとして広く愛される一方、ベストジーニストに入賞するなどファッションアイコンとしても注目を集める。俳優としては2019年「絆のペダル」でドラマ初出演。2023年の映画初主演作『なのに、千輝くんが甘すぎる。』では学校一のイケメン男子役で数多の胸キュンをさらい話題に。その後もWOWOWドラマ「ストロボ・エッジseason1/ 2」や映画『ロマンティック・キラー』、『山口くんはワルくない』などで続々と主演を飾り、若手スターとして最前線で活躍中。

千切が吠えるっていうのが凄く感慨深くて。普段喋らない子があんな感情的になるっていうのが、よりグッとくるのかなって思います。

──今作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

「『ブルーロック』は元々めちゃくちゃ読んでたし見てた作品なんで、率直に嬉しかったですね。色んなキャラクターがいる中で、一番好きなキャラクターのオファーが来たのは凄く縁を感じました」

──撮影に向けての準備、役作りやトレーニングなどはどのようにされましたか。

「千切はガタイもそこまでがっしりしていないですし、あとボールをめちゃくちゃ触るキャラでもないので。それなりに食トレ・筋トレをして、触れる時はボールを触って…って感じでした。あとは、家の周りをランニングしたりだとか。一番変化があったのは筋トレですかね」

──撮影中の印象的なエピソードはありましたか。

「いち視聴者の側でずっと見てた作品なので、演じる全てのシーンごとに、漫画をそのままもう一回見てるかのような…! 青い監獄(ブルーロック)の施設の中だったりコートだったり、セットがとにかく豪華で。衣装のピチッとしたスーツやゼッケンも、初めて着た時めちゃめちゃ嬉しかったですね。

ガッツリのサッカー映画をこれまでやったことがなかったので、撮り方だったり、全部が新鮮で驚かされることばっかりでした」

──こだわった・頑張ったから絶対見て欲しい…!というシーンはありますか。

「こだわったのは潔との掛け合いがあるモニタールームのシーンですかね。あんまりバーって喋るキャラじゃないんですけど、お前の能力のいいとこコレないんじゃない?って。ちょっと落ち着いた雰囲気のあのやりとりは“千切”というものをギュッとしてて大好きなシーンなんで、やってて凄く楽しかったです。

頑張ったシーンは…うーん、走るのもそうですけど。つま先でのシュートだったりとか、跳びながらのシュートが多かったので、シュートフォームも結構頑張りました。あとマッチアップ相手がチームVの剣城斬鉄(樋口幸平)なので、とにかくスプリントしまくりましたね」

──今作の出演で得られたものはなんですか。

「練習期間が1年ほどあった分いい形でクランクインできましたし、キャストのみんなとも仲のいい状態で撮影が始められるってとてもありがたいことだなと感じました。男性キャストしかいない分、撮影中は皆で泊まって、また別の仕事行って…の繰り返しだったんですけど。部活の合宿みたいな状態だったので、こういう作品って中々ないんだろうなと。同世代だったのもあって居心地が良かったですね」

画像: 千切が吠えるっていうのが凄く感慨深くて。普段喋らない子があんな感情的になるっていうのが、よりグッとくるのかなって思います。

──『ブルーロック』という作品の好きなところを教えてください。

「『ブルーロック』はキャラの個性が強いんで、一人一人にフォーカスしたエピソードがあって。個人的にもっともっと深掘りして欲しいキャラもいっぱいいたりしますし。サッカー漫画ですけど、ちゃんと人間味のある作品というか、サッカー以外のシーンにも魅力がいっぱいあるところが好きですね。そんな作品の実写化だからこそ、漫画やアニメとはまた別の捉え方、新しい見え方になればなと思っています」

──千切さん推しだとお聞きしたのですが、千切さんの好きなところを教えてください。

「千切に“ギャップ”を凄く感じたので。あんまり喋らないし多くを語らないけど、うちに秘めてるものは誰よりもアツかったり。サッカーが大好きで、誰にも負けたくない。だけど外見はこう、綺麗な顔じゃないですか。そのギャップというか、冷めてるようで熱い…そういうところが大好きで。

あと、バックボーンが語られてるじゃないですか。とある過去を経験して、そこから立ち直って強くなるみたいな。僕はそういうキャラクターが好きなんで、演じていても楽しかったです」

──千切さんの好きな台詞や場面はありますか。

「好きな台詞…いっぱいありますよね。(悩)一番好きなのはやっぱり、一点決めた後の、潔との掛け合いのシーン。台詞ももちろん良いんですけど、表情が好きで。過去を振り切ってゴールした時の無邪気な表情だったり、叫ぶ瞬間だったり。他の潔や國神が叫ぶのって普通に想像できるんですけど、千切が吠えるっていうのが凄く感慨深くて。普段喋らない子があんな感情的になるっていうのが、よりグッとくるのかなって思います」

※全文はSCREEN2026年9月号に掲載

映画『ブルーロック』

画像1: 映画『ブルーロック』

サッカー漫画の新時代を築いた「ブルーロック」が、豪華キャストと製作陣でついに実写映画化!日本のW杯優勝のため、世界一のストライカーを育成すべく立ち上げられた極秘プロジェクト、その名も“青い監獄(ブルーロック)”。集められたのは300人の優秀な高校生FWたち。勝ち上がれるのはたったひとり。己のサッカー人生をかけた熾烈なサバイバルマッチに、主人公・潔世一たちが挑む。次々と自らの“エゴ”を覚醒させていく少年たち。千切豹馬もまた、とある過去を断ち切るため俊足を武器にピッチを駆ける。1/300の頂点に立ち、世界一“エゴイスト”なストライカーの座を掴み取るのは、誰だ──。

画像2: 映画『ブルーロック』

千切豹馬(高橋恭平)

驚異的なトップスピードを誇る俊足が武器の高校2年生。ある理由から“青い監獄(ブルーロック)”への参加を決め、潔たちと同じTEAM Zに配属される。端正なルックスとマイペースな性格から「ワガママお嬢」と呼ばれることも。

映画『ブルーロック』
2026年8月7日(金)公開
日本/2026/配給:東宝
監督:瀧悠輔 脚本:鎌田哲生 原作:金城宗幸・ノ村優介『ブルーロック』(講談社「週刊少年マガジン」連載)
出演:高橋文哉、櫻井海音、高橋恭平、K(&TEAM)、綱 啓永、野村康太、畑 芽育、 窪田正孝

©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©CK WORKS.

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