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『タクシードライバー』で脚光を浴びたキャスト&スタッフのその後のキャリアは?

6月に行われた『タクシードライバー』上映会に集合した(左から)ジョディ、デ・ニーロ、スコセッシ、シュレイダー
Photo by Dominik Bindl/Getty Images for Tribeca Festival
トラヴィス役/ロバート・デ・ニーロ
映画ファンの記憶に長く残るアンチヒーロー、トラヴィスを演じたデ・ニーロはすでに『ゴッドファーザーPARTⅡ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞していたが、その後スコセッシ監督と組んだ『レイジング・ブル』で同主演男優賞を受賞。アメリカ映画界を代表する名優となった。スコセッシとのコンビ作は多く、さらに『キング・オブ・コメディ』『グッド・フェローズ』『カジノ』などでも名演技を披露。近年も『アイリッシュマン』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で一緒に仕事をしている。最新作はコメディ『ミート・ザ・ペアレンツ/フィアンセの襲来』で近日公開予定だ。
アイリス役/ジョディ・フォスター
12歳の娼婦アイリスを演じてセンセーションを呼んだジョディは子役から少女スターになり、一時学業を優先したものの、本格的復帰作『告発の行方』で初のアカデミー賞主演女優賞を受賞。大ヒット作『羊たちの沈黙』で2度目の同賞を獲得し、若くして実力派俳優の名をほしいままに。『リトルマン・テイト』で監督業にも進出。『コンタクト』など人気主演作も多い。近年も『ナイアド その決意は海を越える』で久々のオスカー助演女優賞候補になるなど精力的に活躍している。最新作は全編得意のフランス語で演技した『プライベート・ケース』(7月24日公開)。
監督/マーティン・スコセッシ
『タクシードライバー』の成功後もデ・ニーロと組んだ『レイジング・ブル』『グッド・フェローズ』などで何度もアカデミー賞監督賞候補に挙がる栄誉に浴し、現代アメリカ映画界のトップ・ディレクターとして称えられる存在に。待望のオスカー受賞作は『ディパーテッド』で、この作品でも組んだ人気実力派レオナルド・ディカプリオとのコラボ作が多くなっている。近年は『アイリッシュマン』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』などで衰えないパワフルな演出力を見せており、最新作はまたもレオと組む『What Happens at Night』で、その他にも企画が山積みの状態だ。
脚本/ポール・シュレイダー
スコセッシの盟友で、出世作となった『タクシードライバー』の後も、スコセッシ作品『レイジング・ブル』『最後の誘惑』『救命士』などの脚本を書いている。また監督としても活躍をはじめ、80年代は『アメリカン・ジゴロ』『キャット・ピープル』『MISHIMA』『愛と栄光への日々』などの話題作を演出。他にも『白い刻印』などの監督も務めている。近年になって監督と脚本を兼任した『魂のゆくえ』でキャリア初のアカデミー賞脚本賞にノミネートされる快挙を果たした。新作は一昨年のカンヌ国際映画祭のコンペ部門で上映された監督兼脚本作『Oh! Canada』などがある。

ハーヴェイ・カイテル
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スポーツ役/ハーヴェイ・カイテル
長髪でランニングシャツ姿が印象的だったアイリスのポン引き、スポーツを演じたカイテルはスコセッシの監督デビュー以来の盟友。一時ハリウッドと距離を置く時期もあったが、80年代末から徐々に復帰。90年代になると『テルマ&ルイーズ』や『レザボア・ドッグス』などの注目作に立て続けに出演し、ハリウッド一流の個性派アクターとして名を挙げた。ヨーロッパ映画にも出演し、脇役でも光る存在感で今も現役で引っ張りだこ。近年も『ギャング・オブ・アメリカ』などに主演している。

シビル・シェパード
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ベッツィ役/シビル・シェパード
トラヴィスが一目ぼれするベッツィを演じたシビルは、80年代になるとTV界で大成功。若き日のブルース・ウィリスとコンビを組んだ「こちらブルームーン探偵社」で探偵事務所の美しき社長マディを演じ、ウィリスとの掛け合いが日本でも人気を呼んだ。続いて日本では未放映で終わったが90年代は「Cybill」というコメディシリーズに主演し、またまた成功を収めている。近年では『ラストショー』で組んだピーター・ボグダノヴィッチ監督の映画『マイ・ファニー・レディ』などに出演。
