福原遥&細田佳央太が長崎を駆け抜ける
本作では、約2週間にわたる長崎ロケを敢行。この地では、彰が夢見た教師という道を歩む百合が、臨時的任用教員として赴任した涼(細田佳央太)と路面電車に揺られる何気ないひとときなど、ぬくもりに満ちた数々の印象的なシーンが撮影されている。
「今回は長崎ロケも含めて、道が狭かったり急だったりで、車が入れない場所が多くスタッフは大変でした(笑)」と苦労を語るのは、ラインプロデューサー・八木欣也。ロケーションやビジュアルは、ラブストーリーの名手とも呼ばれる新城監督のこだわりも大いに反映されているという。百合と涼が実際に乗車する路面電車も、車両の色から選び抜き、時間帯の交渉を重ねた上で、通常の営業時間内での撮影が実現。「撮影をすることは周知しなければいけなかったのですが、長崎の方々は非常に協力的でありがたかったです。街は本当に美しく、千代のホスピスの外観も長崎のホテルを使わせてもらっています。お祭りのシーンは必然的に大規模な撮影になりましたが、天候にも比較的恵まれ無事撮り切ることができました」(八木)

異国情緒あふれる美しい街並みに、自然と役者陣の士気も高まったそうで、「とにかく福原さんと細田さんには、長崎の街を走りまくってもらいました!」と裏話を明かす八木。福原、細田の両者にとって長崎ロケは印象深いものとなった様子。特に本作で初めて九州の地に降り立ったという細田は、「この場所でしか撮れなかった画や景色は絶対あったと思います」と回顧する。「今回は戦争だけをテーマにした作品ではありませんが、やはり長崎という地は何か特別感があり、 個人的に長崎で撮影ができたことがすごく嬉しかったです」と熱く語った。

連日のハードな撮影の疲れも見せず、常に周りに気を遣い笑顔を振りまいていた福原と細田。自然と組全体の空気感を明るく照らした二人の存在に、八木は「お二人にとってまさに体力勝負の撮影だったかと思いますが、最後まで集中力を切らすことなくやり切ってくださいました」と感謝の言葉を送っている。

さらに、本作のプロデューサーである西麻美は、生まれが長崎で、夏休みには長崎の祖父母の家に滞在していたという。そんな、思い入れのある長崎を、改めて映画を通して観た感想として「改めて素晴らしいロケーションだなと思いました。坂道が多くて実際に歩いて回るのは大変なのですが、眼下に広がる青くて広い海。異国情緒を感じる街並みなど…とても素敵な彩りを映画に与えてくれていると思いました」と語る。中でも、「やはり眼鏡橋で撮影した花火のシーンでしょうか。雨にも降られず、無事500人以上のエキストラさんが集まって、にぎやかな夏祭りのシーンを撮れたのは感激でした」とクライマックスシーンを挙げ、自信をのぞかせた。

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
公開中
出演:福原遥 細田佳央太 出口夏希 豊嶋花 井之脇海 伊藤健太郎 中嶋朋子 水上恒司 上川周作 小野塚勇人 松坂慶子 倍賞千恵子
主題歌:「邂逅」 福山雅治(アミューズ/Polydor Records)
原作:汐見夏衛『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(スターツ出版文庫)
監督:新城毅彦
脚本:山浦雅大
音楽:日向萌
配給:松竹
©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会

