ジョシュ・ブローリンが「バングリー」役を通して伝えたかったこととは?
SF映画の概念を覆した不朽の名作『ブレードランナー』(82)や『エイリアン』(79)など、映画界で数々の金字塔を打ち立ててきた巨匠リドリー・スコット最新作『ラスト・サバイバー』が8月28日(金)より全国劇場で公開を迎えた。本作の舞台は、謎のパンデミックで人口の90%が死滅し、人間性を失った“狂った生き残りたち”が奪い合い殺し合う荒廃した終末世界。その絶望的な状況下で、わずかな《希望》を追い求める主人公・ヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)のドラマを圧倒的映像美と臨場感で描いた作品となっている。
本作で、主人公ヒッグと共同戦線を張り、共に過酷な世界を生き抜く元軍人・バングリーを演じているのが、実力派俳優のジョシュ・ブローリンだ。常に周囲を警戒し、外敵に対しては容赦なく武力で制圧しようとするバングリーは、荒廃した世界の中で希望を追い求めるヒッグとは正反対の現実主義者。しかし、それぞれ足りない部分を補い合いながらサバイバルを続ける彼らの奇妙な関係性は、本作の大きな見どころの一つとなっている。公開を経て、「生き残る方法として、銃を選び、殺しを躊躇なく行う一方、冷酷というより、不器用という表現が相応しいバングリーの人物像を見事に伝えてくれてよかった!」「『ボーダーライン』を彷彿させるジョシュ・ブローリンのアクションも良かった…!バングリー最強すぎ。」「ジョシュ•ブローリンの良さについて小1時間は語れる」とバングリーの豪快なアクションシーンと、その奥に潜む人間らしさに対して絶賛の声があがっている。
世界的ベストセラー小説の映画化である本作。映画化を受けてその世界観や魅力について問われたジョシュは、「この作品は他の作品に比べて、我々人類の描き方、そのメンタリティーが異なると思います。自分たちの仲間や組織に外部の者を受け入れず、排除し続けると世界はどうなるのか?僕は考えさせられたね」と、単なるサバイバル劇に留まらない、本作が内包する深いテーマ性を指摘する。

周囲を警戒し、外敵に対しては容赦なく武力で制圧するキャラクターであるバングリー。そんなキャラクターを演じた上で、「この役を演じるうえで考えたことは、(バングリーのように)生き延びるために自分で壁を作り、その外側に存在するものはすべて悪であるという考え方が破壊することで、実は幸福や満足感が生まれる可能性があるという点だよ」とコメントを残している。外部との接触を拒絶し、孤立することで安全を保とうとする姿は、図らずも現代社会を生きる我々の姿とも重なる部分がある。「他者を排除することが本当に生き残るということなのか?」という根源的な問いを、バングリーの生き様を通して観客に投げかけている。
巨匠リドリー・スコットが、荒廃した世界を舞台に圧倒的なスケールで描き出す「他者との繋がり」を、ジョシュがどのように汲み取り、いかに表現したのか。そして極限状態の中で閉ざされたバングリーの心境は、ヒッグとの関わりの中でどう変化していくのか。ジョシュ・ブローリンがその確かな演技力で体現する、不器用ながらも人間味あふれるバングリーの姿を、ぜひ劇場の大スクリーンで見届けてほしい。
映画『ラスト・サバイバー』最新予告編|8月28日(金)劇場公開!
www.youtube.com【STORY】
謎のパンデミックで人口の大半が死滅、人間性を失った者たちが奪い合い殺し合う荒廃の地で、パイロットのヒッグは、元軍人のバングリーと共同戦線を張ることで、日々を生き延びていた。ヒッグの理性をつなぎとめていたのは、愛犬ジャスパーの存在と亡き妻の記憶だけだった。そんなある日、小型機の無線に“謎の声”が届く。失われた日常を求め、その声に導かれるようにヒッグは未知の空へと飛び立つ。世界の終わりに、希望はあるのか?巨匠リドリー・スコットが放つ、魂を揺さぶるディストピア・サバイバル。
『ラスト・サバイバー』
大ヒット上映中!
監督:リドリー・スコット
原作:ピーター・ヘラー『ラスト・サバイバー』(堀川志野舞訳、ハヤカワ文庫)
出演:ジェイコブ・エロルディ、ジョシュ・ブローリン、マーガレット・クアリー、アリソン・ジャネイ、ガイ・ピアース
日本版声優:武内駿輔、内田直哉、種﨑敦美、井上和彦
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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