イントロダクション
いまやハリウッドを代表するビッグスターとなったブラッド・ピットが『フューリー』(14)で組んだデヴィッド・エアー監督と再度顔合わせした感動のドラマ。退役軍人とそのバディとなる愛犬が、飛行機事故で不時着した大自然アラスカの奥地から生還を目指して繰り広げるサバイバルを描く。ピットは心に傷を負った退役軍人ジェームズを名演。義足の愛犬オーディンとの固い絆も胸を熱くさせる。共演は『ラ・ラ・ランド』のオスカー俳優、J・K・シモンズ、TVシリーズ「ガマシュ警部 スリーパインズ村の事件簿」のアナ・ラム。プロデュ―サーにはピットとエアー監督の他に、『バビロン』でピットと組んだ監督のデイミアン・チャゼル、「トワイライト」シリーズを手掛けたマーティ・ボーウェンらが参加。脚本はこれが長編映画初となるキャメロン・アレクサンダー。撮影を『アバター』のマウロ・フィオーレ、音楽を『ビーキーパー』のジャレッド・マイケル・フライが担当する。
ストーリー
退役軍人のジェームズ(ピット)は、PTSD(心的外傷後ストレス症)などで疲れ切った心身を癒す旅に出ることに。唯一の相棒は戦場で義足になってしまった軍用偵察犬のオーディンだ。“2人”はアラスカの大自然の中、清流で釣りをしたり、湖でキャンプしたりと、平和な時間を満喫していたが、ジェームズの操縦する小型機がアラスカ上空を飛行中、不意のアクシデントに見舞われ、不時着する事態に。ジェームズとオーディンは何とか一命をとりとめたものの、彼らが落ちたのは、人間を寄せつけない“魔の領域(ハート・オブ・ビースト)”で、容易に脱出できそうにない。だが希望を捨てず「一緒に生きて家に還ろう」とオーディンに語り掛けるジェームズ。戦場時代から「どんな時も一緒」という固い絆で結ばれた“2人”は熊や狼に襲われ、過酷な自然の脅威に阻まれながら、奇跡の生還を目指す。
運命のバディ、ジェームズとオーディン

「軍の厳しい訓練を受け、戦場では地獄を見続けたオーディンにはもう平穏な生活を送ってほしい」と願う退役軍人ジェームズ。前足を戦場で失った義足のオーディンは常にジェームズに寄り添い、アラスカの容赦ない大自然の脅威からの脱出にも、互いを支え合いながら同行する。人間と犬の言葉を越えた信頼関係は観る者の胸を熱くする。
MEMO

ジェームズを演じるブラッド・ピットは、インタビュー映像で「この映画の真の主役はオーディンだ」と断言している。ジェームズのバディとなるジャーマン・シェパードのオーディンは、その表情から数々の動作まで、人間以上に豊かな感情を観客に訴えかけてくる。オーディンとの共演を「特別な経験だった」というブラッドの言葉は映画本編を見ると納得できるはず。

キャメロン・アレクサンダーによる本作の脚本は2017年にブラックリスト(製作未定の優秀な脚本リスト)に選出され、最終的にデイミアン・チャゼルとオリヴィア・ハミルトンの製作会社であるワイルド・チキン・プロダクションが映画化権を獲得。ブラッド・ピットのプランBなども加わって2025年2月からニュージーランドでクランクインとなった。
『ハート・オブ・ビースト』
2026年9月25日(金)公開
アメリカ/2026/1時間41分/配給:東和ピクチャーズ・東宝
監督:デヴィッド・エアー
出演:ブラッド・ピット、J・K・シモンズ、アナ・ラム
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