90年代のLGBTは偏見と闘っていた。特選5作!:LGBT特集vol.3
「君の名前で僕を呼んで」「BPM ビート・パー・ミニット」など最新作が次々公開される“LGBT映画”と呼ばれる一連の作品群。いまでこそオスカーや海外の国際映画祭で大きな賞を受賞する存在ですが、以前はLGBTを扱った映画は暗喩的なものだったり、カルトだったり、メインストリームから少し外れたものでした。しかし時代の流れによって、その立ち位置にも徐々に変化が。ここではそんな時代の変化の中で生まれてきた必見のLGBT映画をご紹介していきましょう。今回は1990年代から!80年代後半から流行したエイズは当時〝ゲイの病〞とさえ蔑まれたが、90年代に入ってそんな誤った知識に立ち向かう作品が登場。世間の...