スウェーデンで人気の怪盗団映画シリーズで、初のコメディを手掛けたトーマス・アルフレッドソン監督インタビュー
『ぼくのエリ 200歳の少女』でセンセーションを巻き起こし、豪華キャスト結集の『裏切りのサーカス』ではヴェネツィア国際映画祭はじめ、海外の映画賞から圧倒的な称賛を浴びた名匠トーマス・アルフレッドソン。待望の最新作は、とぼけた愉快な窃盗集団の大胆不敵な一大プロジェクトを痛快に描いた、初挑戦のコメディ作品となった。原案は80年代よりスウェーデンで子供から大人までを魅了してきた伝説の人気コメディ映画シリーズ“イェンソン一味”。日本で例えるならばルパン三世のように、スウェーデンの子どもたちが夢中になって視聴し、それを見ながら育った国民的人気を博す怪盗団シリーズである。実はスウェーデン出身の監督も...