岸井ゆきの:映画『シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE』インタビュー
役と離れた瞬間は、“どっちで生きていたんだっけ?”みたいな気持ちがどうしても残ります
吉本ばななの短編小説集「ミトンとふびん」に収められた一篇「SINSIN AND THE MOUSE」を、日本と台湾の合作で映画化した『シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE』(6月26日公開)。母を失い喪失感を抱えていた主人公が、旅先の台湾で出会った男性と会話を重ね、止まっていた心をゆっくりと動かしていくヒューマンドラマだ。主人公のちづみを演じるのは、『愛がなんだ』(19)、『ケイコ 目を澄ませて』(22)などの作品での確かな演技で観る者の心を震わせる岸井ゆきの。そしてちづみが台湾で出会う青年シンシンを「億万の幸運星(スター)」と呼ばれる台湾の演技派俳優ツ...