「ダゲレオタイプの女」黒沢清監督がオールフランスロケ、全編フランス語で撮った初の海外進出作品。
2015年カンヌ国際映画祭ある視点部門で監督賞を受けた「岸辺の旅」の黒沢清監督がオールフランスロケ、全編フランス語で撮った初の海外進出作品。
世界最古の写真撮影方法“ダゲレオタイプ”をめぐる愛と悲劇を描く。「ある過去の行方」のタハール・ラヒムが主演。ジャン(ラヒム)が訪れたのは古い路地にある屋敷。ダゲレオタイプの写真家ステファン(オリヴィエ・グルメ)の助手として採用されたのだ。ステファンの娘マリー(コンスタンス・ルソー)をモデルに撮影が始まる。露光時間の長いこの方式は、モデルが長時間動けないため苦痛を伴うものだった。次第にジャンとマリーは惹かれ合うようになっていくが、屋敷には時折り青いド...