【インタビュー】ブータンの近代化へのプロセスを描いた『お坊さまと鉄砲』パオ・チョニン・ドルジ監督
国民に愛されてきた国王が退位を表明し、民主化へと転換を図ることになったブータン。その第一歩として模擬選挙が行われることになった村で思いがけない騒動が持ち上がる。『お坊さまと鉄砲』は 変化を求められて戸惑う村の人々の姿を温かい眼差しと飄々としたユーモアで紡ぎながら、本当の幸せとは何かを観る者に問いかける。自ら企画を立ち上げたパオ・チョニン・ドルジ監督に本作に対する思いを聞いた。(取材・文/ほりきみき)