フィンランドのモダニズム画家 ヘレン・シャルフベックを、ストイックな美意識で描いた秀作『魂のまなざし』。アンティ・ヨキネン監督インタビュー【髙野てるみの「シネマという生き方」/コロナに負けない映画インタビューVOL18】
フィンランドを代表する画家、ヘレン・シャルフベック。19世紀末から20世紀初頭に活躍。モダニズムを牽引した画家として知られる。彼女が華々しく再評価されブレイクした、50歳から58歳の8年間の注目すべき時期に光を当て、彼女の芸術への情熱とストイックな愛への葛藤を描いた映画『魂のまなざし』が、ヘレン・シャルフベック生誕160年を記念して公開される。監督のアンティ・ヨキネンから、お話をうかがうことが出来た。