【インタビュー】自らの過去を盛り込み「人は変われるか」を問い直す『四月の余白』吉田恵輔監督
「文化祭はテロの後の掃除の日だと思っていた」――。衝撃の告白から始まった本インタビューは、吉田恵輔監督の凄まじい「作家の業」を物語っていた。最新作『四月の余白』は、監督自身のルーツや実在した「ヤバい奴ら」を繋ぎ合わせたリアリティの結晶だ。劇中の強烈なエピソードは、監督が出会い、圧倒された「本物の人間」たちの体温を宿している。なぜ今、過去を切り売りしてまで本作を撮る必要があったのか。一ノ瀬ワタル演じる西に託した「後悔」と、怪物・海斗に向けた「問い」、さらに次作『mentor』への展望まで。吉田恵輔監督が自身の核心をさらけ出した。(取材・文/ほりきみき)