セザール賞2018受賞・5部門獲得の傑作!『天国でまた会おう』。アルベール・デュポンテル監督が輝ける映画に賭けた情熱。髙野てるみの『シネマという生き方』VOL.23
日本でも人気が高いフレンチ・ミステリーの大家、ピエール・ルメートル原作の『天国でまた会おう』。奥深く、大河ドラマ的でもあるこの大作を、自ら監督・主演・脚本を手がけて映画化を果たし、昨年度セザール賞13部門ノミネート、5部門受賞という栄冠を手にしたアルベール・デュポンテル監督のインタビュー。そこでの彼の姿は、賞獲得レースの勝利者というより、本物の映画づくりに夢中の、アーティスト魂に燃える誇りに満ちたものでした。