父・手塚治虫の多面的才能を、映画世界でヴィジュアライズ 映画『ばるぼら』手塚眞監督ロング・インタビュー【髙野てるみの『シネマという生き方』/コロナに負けない映画インタビューVOL.2】
ヴィジュアリストとして活躍を続ける映像のクリエイター、手塚眞監督。こだわりの本格的劇場用映画の新作の登場です。父である手塚治虫の伝説的禁断の作品と言われる『ばるぼら』を映画化。これはもう、注目しないわけにはいきません。多くの作品の中でも、異色の問題作として1973年から連載をスタートさせ、手塚治虫史上、エロチックでタブーな世界の新境地を見せつけた『ばるぼら』。生誕90周年とあいまって、手塚眞監督の手により、観る者を幻惑へと誘う。『ばるぼら』再評価の時を呼び覚ます、その映画作品制作への想いを、監督にリモート・インタビューで伺いました。(カバー写真撮影 田口まき/MAKI TAGUCHI)