【インタビュー】見えなくされている存在を可視化する『ナギダイアリー』深田晃司監督が語る映画表現の責任
岡山県奈義町をモデルとした架空の町「ナギ」を舞台に、地方で生きる人々の姿を描いた映画『ナギダイアリー』。深田晃司監督が奈義町での取材を重ねながら作り上げた本作は、土地や家族、人と人との関係を静かに見つめる物語だ。松たか子演じる寄子と、石橋静河演じる友梨。異なる環境で生きながら、それぞれの不自由さを抱える2人の女性を通して、自由とは何か、そして人がその人らしく生きるとは何かを問いかける。カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも選出された本作について、深田監督に奈義町との出会い、俳優たちとの創作、そして映画表現における「可視化」の意味について聞いた。(取材・文/ほりきみき)