【インタビュー】人間の無意識や深層の感情を描く『アフター・ザ・クエイク』井上剛監督
『アフター・ザ・クエイク』は世界中で愛読されている村上春樹の短編連作『神の子どもたちはみな踊る』(新潮文庫刊)を原作とし、「UFOが釧路に降りる」「アイロンのある風景」「神の子どもたちはみな踊る」「かえるくん、東京を救う」の4編にオリジナル設定を交え、再構築した作品である。岡⽥将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市が主演を務め、のんが“かえるくん”に命を吹き込んだ。公開を前に監督を務めた井上剛氏にインタビューを敢行。作品に対する思いを聞いた。(取材・文/ほりきみき)