海辺の小さな町を舞台に、偶然のいたずらでひとつ屋根の下で暮らすことになった男女二人の恋と、家族の繋がりを描くハートウォーミング・ラブストーリー映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』(10月14日公開)で主人公の医師、市川俊英を演じている高杉真宙。小さな出来事で笑い合い、心配し合い、食卓を囲む“家族”の日常を描く本作には、どこか懐かしく、温かくて幸せな空気が漂っている。作品を通して食事の大切さを再確認し、個性豊かな登場人物を通して「自由でいい」と実感できたという高杉にインタビュー。10月14日発売のSCREEN+Plus vol.81では、さらに食卓シーンの思い出やヒロイン・亜子を演じた関水渚との共演裏話、さらに理想の家族像についても語ってもらった。
撮影/稲澤朝博 スタイリスト/菊池陽之介 ヘアメイク/堤 紗也香 文/タナカシノブ衣裳/シャツ¥30,800(グラフペーパー/グラフペーパー 03-6418-9402)、 パンツ¥38,500(シュタイン/エンケル 03-6812-9897)

――個性豊かなキャラクターが登場するオリジナルストーリー。台本を読んだ時の感想を教えてください。

「キャラクターみんなが自由だなと思いました(笑)。みんな自分をしっかり持っている人たちという印象です。よく言えば自分を持っている、悪く言えば自己チュー、そんな面々が集まっている作品だと思うと同時に“世の中ってそういうものだよね”とも感じました。個性的で場合によっては自己チューに見えるところもあるけれど、作品の中では思いやりもしっかり描かれていて、温かさを感じる部分もたくさんあります。キャラクターとしては、誇張されている部分もあるけれど“もっと自由でいい!”と思わせてくれるような作品だと思いました」

画像1: 高杉真宙『いつか、いつも……いつまでも。』インタビュー「“もっと自由でいい!”と思わせてくれるような作品」

――確かにみなさん、とても自由な感じはありましたが、嫌な感じの自己チューではなかったです。

「台本では、キャラクターの自由さが絶妙で、全体で見るととてもバランスよく綺麗な形になっていると感じました。俊さんはとても子どもっぽい部分の多い人という印象でした。序盤で看護師さんから“ロボットみたいに感情の出ない人”と指摘されています。そこは俊さんを演じるうえで、観る人に最初にしっかり印象づけたいと思ったポイントです」

画像2: 高杉真宙『いつか、いつも……いつまでも。』インタビュー「“もっと自由でいい!”と思わせてくれるような作品」

――俊英の子どもっぽい部分をどのように感じましたか?

「素直に話せないし、頑固なところは子どもっぽいと思いましたが、そこが俊さんの魅力で、おもしろいところだとも思いました。子どもっぽいところは僕と似ています。余裕のある大人になりたいと思い、早何年……って感じですが、少しずつ、そうなれるように頑張っているところではあります。まあ、僕は俊さん以上にかなり頑固なので、なかなか難しいと感じてはいます(笑)」

――俊英は亜子との出会いにより、少しずつ本来の優しさを素直に表現できるように変化していきます。

「出会う人、そして出会いのタイミングは本当に大事だと感じました。もし二人がもう少し早く出会っていたら、こじれずにもっとスムーズに進んだのかなとも想像したけれど、早く出会っていたら早く終わっていた可能性もあります。このタイミングだったからお互いに変われたのかもしれないし、お互いが変われるいいタイミングに出会えたことは単純にうらやましいと思いました」

画像3: 高杉真宙『いつか、いつも……いつまでも。』インタビュー「“もっと自由でいい!”と思わせてくれるような作品」

――作中で家政婦のキヨさんや、お節介で思い込みの激しい叔母さんが「食べないと始まらない」と、何かと食べるよう促します。高杉さんは「食べたら嫌なことを忘れられる」タイプなのか、落ち込んだ時は食べられなくなるのか。高杉さんにとっての食事とは?

「僕は食事を疎かにしているタイプだと思います。食事が豊かなことは知っています。食事をもっと大事にしなきゃいけないこともわかっています。美味しいものを食べるのは好きだけど、時間をかけてまで美味しいものを食べたいかと聞かれたら、そこまでではない。つまりむちゃくちゃわがままなんです(笑)。他にやりたいことがあるなら、早く食べられるもの、なんだったら食べなくていいやってなってしまいます。僕の中では、食事の優先順位が低いんですよね。心の中では、それをもったいないとは思っています。年齢を重ねると食事の重要性に気づいていくと思っているし、実際に食事の大切さ、豊かさは本当に感じているのに、いまだに改善されません。いつか改善される日は来ると思ってはいるのですが……」

画像4: 高杉真宙『いつか、いつも……いつまでも。』インタビュー「“もっと自由でいい!”と思わせてくれるような作品」

――本作は事務所独立後、初主演作です。いつもとは違う気持ちなどはあったのでしょうか?

「芝居に関しては基本いつも通りです。これまでお会いしてきたみなさんとまたご一緒できることや、“あいつだったら任せて大丈夫”と思っていただき声をかけていただいたことが、シンプルにうれしかったです。これまで頑張ってきてよかったなと思えましたし、これからも一つひとつ頑張っていきたいと思わせてくれる、勇気をもらえたような気がします。改めて頑張ろうと思えるきっかけにもなりました」

画像: 高杉真宙さん:『いつか、いつも……いつまでも。』コメント youtu.be

高杉真宙さん:『いつか、いつも……いつまでも。』コメント

youtu.be

PROFlLE

高杉真宙 TAKASUGI MAHIRO
1996年7月4日生まれ、福岡県出身

〈近年の主な出演作〉
映画『前田建設ファンタジー営業部』(2020年)
映画『糸』(2020年)
映画『バイプレイヤーズ 〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』(2021年)
映画『異動辞令は音楽隊!』(2022年)
舞台「ライフ・イン・ザ・シアター」(2022年)
ドラマ「ホメられたい僕の妄想ごはん」(2021年)
ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(2021年)
連続テレビ小説「舞いあがれ!」(放送中)
ドラマ「PICU 小児集中治療室」(放送中)
「ぐるぐるナインティナイン」グルメチキンレース・ゴチになります!23 レギュラー出演中
〈待機作〉
映画『ナニワ金融道』(11月25日(金)〜3週連続公開)

画像5: 高杉真宙『いつか、いつも……いつまでも。』インタビュー「“もっと自由でいい!”と思わせてくれるような作品」

映画『いつか、いつも……いつまでも。』

“いつか”出会う大切な人と、”いつも”一緒にいられる日常、そんな幸せが”いつまでも”続くようにと願う……。本作は、偶然のいたずらでひとつ屋根の下で暮らすことになった二人の恋と、家族の繋がりを描くハートウォーミング・ラブストーリー。長崎俊一監督と、長崎作品で脚本を手がけた矢沢由美のタッグでオリジナル脚本を映画化。感情表現が苦手で、そっけない態度の裏に優しさを隠した主人公・俊英を演じるのは、高杉真宙。その主人公の憧れの人と”ソックリ”でありながら、真逆なイメージの亜子を関水渚が演じる。

画像: 映画『いつか、いつも……いつまでも。』予告【2022年10月14日(金)全国ロードショー】 youtu.be

映画『いつか、いつも……いつまでも。』予告【2022年10月14日(金)全国ロードショー】

youtu.be

STORY

海辺の診療所で、祖父と共に働く医者の俊英。彼の前に、ある日、憧れの女性そっくりな亜子が現れる。胸ときめくも束の間、”こじらせ女子”の亜子に振り回され、彼の理想像は粉々に。だが、あきらめきれない夢と現実の間で傷つく亜子の素顔を知るにつれ、淡々と生きていた彼の何かが変わってゆく。そして、亜子もまた、俊英や“じいさん”、家政婦のキヨさんと囲む家族(仮)のあたたかい食卓に、かけがえのないものを見出していく…。
偶然のいたずらで、ひとつ屋根の下で暮らすことになった二人の恋と家族の”繋がり”を描く、ハートウォーミング・ラブストーリー。

映画『いつか、いつも……いつまでも。』

2022年10月14日(金)全国公開

監督:長崎俊一 脚本:矢沢由美 音楽:江藤直子

出演:高杉真宙 関水渚/ 水島かおり 小野ゆり子 DJ松永(Creepy Nuts) 佐藤貢三 中島歩 江頭勇哉
/ 芹川藍 石橋蓮司

主題歌:竹内まりや「幸せの探し方」(ワーナーミュージック・ジャパン)
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
配給:バンダイナムコフィルムワークス
製作:バンダイナムコフィルムワークス ギャンビット

©2022『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』製作委員会

公式twitter:@itsuitsu_eiga/ 公式Instagram:@
itsuitsu_eiga

公式ハッシュタグ:#いつかいつもいつまでも

サイン入りチェキプレゼント:1名様

画像: サイン入りチェキプレゼント:1名様

《サイン入りチェキ応募方法》

<Twitter>よりご応募ください。
①SCREEN+Plus公式アカウント @SCREEN__Plusをフォロー
②Twitterの「(下記の)該当ツイート」をRT
「高杉真宙さんのサイン入りチェキ」

 
応募にはTwitterへの登録が必要となります。
「該当ツイート」のリツイートまたは、引用リツイート(RT)または、リプライのご投稿をしていただいた方にキャンペーンの当選権利がございます。
当選者の決定前にフォローを解除されると抽選、選考の対象外となります。
すでにフォローされている場合は、抽選、選考の対象となります。
記載メンション、#タグ、URLの変更・削除は抽選、選考の対象外となります。
プログラム等による自動投稿は抽選、選考の対象外とさせていただく場合があります。
当選した権利を第三者に対し譲渡・転売することはできません。オークションへの出品等転売行為は固く禁止させていただきます。
当選者には、DM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。
賞品のお届け先は、日本国内に限らせていただきます。

[応募締切]
2022年1023日(日)23:59まで

This article is a sponsored article by
''.