【インタビュー】二人の“精神性”を普遍的な愛の物語として描く『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』山戸結希監督
若くして「ステージIVの大腸がん」を宣告され、亡くなる10日前まで自身の人生を綴り続けた遠藤和さんの同名手記を映画化した『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』。病気と向き合いながら、愛する人とともに生きること、未来に命をつなぐことを懸命に選び取っていく和を川口春奈が演じ、夫の将一を高杉真宙が演じる。監督を務めたのは山戸結希。実在する二人の人生を前に、事実を再現するだけではなく、その根底にある「愛」や「精神性」をどう映画として刻んだのか──。長回しなどの演出を通して、一人の女性が生き抜いた証をスクリーンに刻んだ山戸監督に、本作に込めた思いと撮影の舞台裏を聞いた。(取材・文/ほりきみき)