映画ファンが選ぶSCREENゴールデン・グランプリの発表です。
第66回を迎えるこの大賞で、ベスト男優に選ばれたのは!?
5位ベネディクト・カンバーバッチ
オレ様ヒーロー役でファンを魅了
「ドクター・ストレンジ」が大ヒット公開中のベネディクト・カンバーバッチ。昨年は「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」が劇場公開されましたが、どちらも上から目線の天才ヒーロー。もうこれは彼の独壇場といえそう。TV「SHERLOCK」シーズン4の日本放送が今から待ち遠しい。
4位 マット・デーモン
強くて頼もしいヒーロースターに
“頼れるヒーロー”の風格がすっかり身についた感じのマット・デーモン。火星から奇跡の生還を果たす宇宙飛行士を演じた「オデッセイ」も、彼の個性が物語にリアリティーを与えていました。さらに嬉しかったのは「ジェイソン・ボーン」で究極のヒーロー、ボーンが帰ってきたこと。強くて寡黙でどこまでも男らしい彼の肉弾アクションとサスペンスに大興奮。そして4月には時代劇アクション『グレートウォール』が日本公開です。
3位トム・ハンクス
演技にも人の良さが表われる名優
ミスターいい人こと名優トム・ハンクス。昨年はまさに彼の当たり年でした。大勢の乗客の命を救った勇敢な機長に扮した「ハドソン川の奇跡」をはじめ「ブリッジ・オブ・スパイ」「インフェルノ」と、名優と呼ぶにふさわしいバラエティー豊かなラインナップで私たちを楽しませてくれました。そんな彼が主演するハートウォーミング作「王様のためのホログラム」が現在公開中。続く最新作はエマ・ワトソン共演の『ザ・サークル』です。
2位トム・クルーズ
限界を知らないスーパースター
前月号で発表したSCREENオールタイム・ベスト男優で堂々の1位に輝いたトム・クルーズ。今年も第2位でその人気は衰え知らず。タフでクールなヒーローに扮した「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」でもわかる通り、俳優としての充実度はさらに上がるばかりで、トム・クルーズに限界という言葉はありません。それを実証するように、「ミッション:インポッシブル」新作製作も発表。スーパースターの挑戦はまだまだ続きます。
1位エディー・レッドメーン
キュートな笑顔と天才的な演技力
アカデミー賞を受賞して以来、ものすごい勢いで人気急上昇してきたエディー・レッドメーンがついにSCREEN読者投票の1位に!その天才的演技力を再び見せてくれたのが「リリーのすべて」。耽美的な魅力に思わずドキドキでした。でも今回の爆発的人気を後押ししたのは「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のニュート役でしょう。可愛らしくて頼れる、お友だちになりたい魔法使い。これからもニュートに会えるのが楽しみです。