“世界で一番有名な悪役”ダース・ベイダーを演じた男の、人生の光と影
悪役であるにもかかわらず人気の高いキャラクター、「スター・ウォーズ」シリーズのダース・ベイダーの中に入っていた初代のスーツ・アクター、デヴィッド・プラウズのドキュメンタリーが日本でもリリースされることになった。
“世界で一番有名な悪役”ダース・ベイダーを演じた男の、人生の光と影を綴っていく。誕生秘話やこれまで明らかにされてこなかった事実など、SWファンには見逃せない内容になっている。
「スター・ウォーズ」エピソード4~6でダース・ベイダーを演じたデヴィッド・プラウズ。彼は撮影期間中に製作陣とトラブルを起こし、それが原因でエピソード6におけるベイダーがルークに自分が父親であることを告白する(このドキュメンタリーのタイトルでもあるベイダーの名セリフ『I Am Your Father"を発する)名シーンを演じることができなかったことはファンの間でも知る人ぞ知るエピソード。このドキュメンタリーでは当時の状況がプラウズ自身によって赤裸々に語られている。
マルコス・カボタが当時の真実を追う
少年時代からダース・ベイダーを愛してやまなかった、「スター・ウォーズ」の熱狂的なファンでもある本作の監督の一人マルコス・カボタが、当時の「スター・ウォーズ」のスタッフやキャストに取材を敢行、プラウズとルーカスフィルムとの関係がこじれた経緯を検証し、当時いったい何があったのかの真実を探求していく。
プラウズはジョージ・ルーカスとの間にトラブルが重なり、ある事件がきっかけで「スター・ウォーズ」の公式ファンイベントの出入りを禁じられてしまう。その真実を探ろうと、ダース・ベイダーを深くリスペクトする映像クリエイターたちがプラウズの人生を探求していく。
そして彼らは、最後にもう一度だけプラウズに、史上最も有名な悪役になって、あの“名シーン”を演じてほしいと説得を試みるのだが……
©Nova Televisio SA, Singular Audiovisual SL, Strange Friends CB Con la colaboracion de EPRTVIP