「スター・ウォーズ」新作は『ローグ・ワン』直結!
![画像: 「スター・ウォーズ」新作は『ローグ・ワン』直結!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2022/09/20/f2cabb5fc7bd1b8679938fcf94497293ac13d3b3.jpg)
予告編映像のシリアスなタッチを見るだけで、これまでのミニシリーズとは違う、新たな『スター・ウォーズ』の物語が誕生しそうな予感に興奮せずにはいられない。
ドラマの始まりは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(以下『ローグ・ワン』)の5年前、帝国軍が宇宙を恐怖で支配している時代。辺境の惑星で生まれた青年キャシアン・アンドーは、どのようにして『ローグ・ワン』に登場した反乱軍の情報将校になったのか。そもそも反乱軍はどのようにして生まれたのか。この2つの物語が並行して描かれていく。本作は“反乱軍とは何なのか”を描く、「スター・ウォーズ」サーガの核心に直結する物語なのだ。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)おさらい
![画像: スター・ウォーズ新作!「キャシアン・アンドー」注目人物&鑑賞ポイントまとめ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2022/09/20/92b62172cfa41dab940abdcbd08685360291c0b3_xlarge.jpg)
帝国軍の基地デス・スターの設計図は、旧三部作第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)でレイアがR2-D2に託し、ルークたちがそれを使ってデス・スターの破壊に成功する。この設計図を、反乱軍がどうやって手に入れたのかを描くのが本作。設計者の娘ジン・アーソ、反乱軍の情報将校アンドー、元帝国軍のドロイドだったK-2SOら、帝国の支配を覆そうとする人々が、命がけの行動をする。
ディズニープラスで配信中
©2022 Lucasfilm Ltd.
クリエイターは『ローグ・ワン』の脚本に参加したトニー・ギルロイ。主演は『ローグ・ワン』と同じくキャシアン・アンドーを演じるディエゴ・ルナ。製作総指揮は、この2人とドラマ「チェルノブイリ」のプロデューサー、サナ・ウォーヘンベルグが担当。
主要登場人物にはアンドーに加え、『ローグ・ワン』から2人登場。反乱軍の戦士ソウ・ゲレラ、後に反乱軍のリーダーになる元老院議員モン・モスマを、映画と同じフォレスト・ウィテカー、ジェネヴィーヴ・オーライリーが演じる。そして、新たに『マイティ・ソー』シリーズのステラン・スカルスガルドが、ルセン・ラエル(Luthen Rael)という役名で出演。詳しい役柄は未発表だが、反乱軍のメンバーをスカウトする人物ではないかと言われている。
また、クリエイターのギルロイは、ヒーローではなく、この宇宙で生きている普通の人々を描きたいとも発言。これまでとは別の視点から「スター・ウォーズ」宇宙をさらに広げてくれる作品になるに違いない。
「キャシアン・アンドー」注目のキーパーソン!
キャシアン・アンドー
(ディエゴ・ルナ)
![画像: キャシアン・アンドー (ディエゴ・ルナ)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2022/09/20/c60baf1563631ebd5b343068d60f02ab5748a992_xlarge.jpg)
『ローグ・ワン』で初登場。反乱軍の情報将校として活動し、デス・スター設計図の強奪に挑む。本作の冒頭では、まだ反乱軍に参加していない。ある目的のため、軍人のふりをして帝国軍に潜入することになる。
モン・モスマ
(ジェネヴィーヴ・オーライリー)
![画像: モン・モスマ (ジェネヴィーヴ・オーライリー)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2022/09/20/6fa5fd8c41d6e681f1ae7944819cf75528c91be1_xlarge.jpg)
『EP6/ジェダイの帰還』で初登場。もとは元老院議員だが、密かに帝国への抵抗運動を行い、後に反乱軍のリーダーになる。「クローン・ウォーズ」『EP3/シスの復讐』「反乱者たち」『ローグ・ワン』にも登場。
ソウ・ゲレラ
(フォレスト・ウィテカー)
![画像: ソウ・ゲレラ (フォレスト・ウィテカー)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2022/09/20/8fa25381ece2a3e8261051a4ef3f756c7c8ff684_xlarge.jpg)
アニメ「クローン・ウォーズ」で初登場。クローン戦争時代から帝国軍に抵抗した戦う男。戦争終結後は反乱軍に参加、『ローグ・ワン』では反乱軍の作戦に協力する。彼の戦術は過激で、仲間たちにも恐れられている。
ここに注目! 3つのチェックポイント
1.【時系列】『ローグ・ワン』の"5年前"から"直前"までを描く
![画像: 1.【時系列】『ローグ・ワン』の"5年前"から"直前"までを描く](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2022/09/20/9004d3cbce354c9a421aac74e0bef0423564a501_xlarge.jpg)
第1話は『ローグ・ワン』の5年前から始まり、シーズン2最終話は『ローグ・ワン』の冒頭に直結することが発表されている。2シーズンで5年間の年月を描くドラマになるのだ。そのため話数が多く、「オビ=ワン・ケノービ」は全6話だったが、こちらはシーズン1と2が各12話で計24話。クリエイターのギルロイは、シーズン1は1年間を描き、シーズン2は3話ごとの4部構成で、各部が1年間、計4年を描くと発言。
2.【映像】ロケと巨大セットでリアルな映像に
![画像: 2.【映像】ロケと巨大セットでリアルな映像に](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2022/09/20/f5dce65ab7b304800e4c0bf78a66787ee94d2751_xlarge.jpg)
「マンダロリアン」や「オビ=ワン・ケノービ」等は、ILMが新たに開発した撮影技術、ステージクラフトを使用し、俳優たちが3DCGで描かれた背景の中で演技をした。しかし、本作は「ステージクラフトをまったく使わなかった」とトニー・ギルロイが発言。可能な限りCGIを使わず、原寸大のセットと、本物のロケ地によるリアルな映像にこだわって撮影された。そのため、スコットランドのあるロケ地では、撮影現場まで山道を何時間も歩かなくてはならなかったそう。
3.【クリエイター】『ローグ・ワン』のトニー・ギルロイが参加!
![画像: 3.【クリエイター】『ローグ・ワン』のトニー・ギルロイが参加!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2022/09/20/21830eccbd6c4f06acb1c370407300f82d3c619a_xlarge.jpg)
本作のクリエイターで、脚本にも参加したトニー・ギルロイは、『ローグ・ワン』の追加脚本と再撮影を手掛けて、同作を軌道修正したと言われる人物。その彼が『ローグ・ワン』のシリアスなタッチと人間ドラマ、スパイ・サスペンスの要素をさらに発展させたのが本作だ。ギルロイはもともとマット・デイモン主演のスパイ映画『ボーン・アイデンティティー』シリーズの脚本家なので、手に汗にぎるリアルなサスペンス演出に期待大。
「キャシアン・アンドー」
2022年9月21日(水)配信
アメリカ/2022/12話
監督:ベンジャミン・キャロン、トビー・ヘインズほか
出演:ディエゴ・ルナ、ジェネヴィーヴ・オーライリー、フォレスト・ウィテカー
初回3話は9月21日(水)よりディズニープラスにて独占配信
©2022 Lucasfilm Ltd.