過去最大のピンチがIMFチームを襲う
早くもワクワクが止まらない!過去5作の累計世界興収が27億7930万ドル(約3030億円)を突破!世界中が待ち望んだメガ・ヒット・シリーズの最新第6弾「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」がこの夏、日本に上陸する。
IMF(インポッシブル・ミッション・フォース)所属の敏腕スパイとして世界の危機に立ち向かうヒーロー、イーサン・ハントを演じるのはもちろんトム・クルーズ。今回彼とベンジー(サイモン・ペグ)らのチームが挑むのは、世界3カ所での同時核爆発攻撃をたくらむテロ・グループだ。その手がかりとなる謎めいた美女ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)に近づくイーサン。彼女の信用を勝ち取るためイーサンは、前作「ローグ・ネイション」事件で捕らえた国際犯罪組織“シンジケート”のボス、ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)の脱獄に手を貸すことに。
だが悪に加担していると誤解されたイーサンは、女スパイのイルサ(レベッカ・ファーガソン)や、屈強なCIA局員のウォーカー(ヘンリー・カヴィル)と衝突、対決することになってしまう!核爆発までのタイムリミットは72時間。得体が知れぬテロ組織の陰謀を阻止することができるのか。シリーズ最高、最大のアクションと共に、不可能を可能にする男、イーサン・ハントが帰ってくる!
CHECK01: 激アクションのキーワードは“落下(フォール)"!
大小100種のアクションが用意されているという「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」。すべてが本物!イーサン・ハント=トム・クルーズは、もはや並ぶ者のないアクション・ヒーローだ!
ビルからビルへ大ジャンプ!
昨年の夏、撮影中に起きた事映像が公開され話題となった生スタント。ビルからビルへ飛び移る場面で、壁面にぶつかり足首を骨折。プロデューサーを務めるトムはスタッフに迷惑はかけられないとわずか7週間で現場に復帰。過酷な撮影を再開した。ICGには頼らない。観てくれるひとを裏切ることになるから、と語るトム・クルーズ。入念な準備を経て撮影されるアクション・シーンだが、どこに危険が潜んでいるか分からない。
傷だらけのバイク・アクション
シリーズのお約束ともいえるトム自身によるカースタント、バイク・アクションだが、今回もスゴい!パリの街路を縦横に走り抜ける、手に汗握る猛チェイス。バイクに乗ったまま車に衝突し、道路に投げ出されて転がったりする。シリーズ通して自身でカー&バイク・スタントに挑んできたトムの運転テクニックはプロレーサー並みだといわれる。
ヘリスタントでは一人三役!
飛び立つヘリにしがみつき、ぶら下がり、さらに自身の操縦でプロさえ尻込みするヘリコプターのきりもみ落下に挑戦。そのためトムは2000時間の操縦練習を。13機のヘリコプターが接近したアクション・シーンは、一歩間違えれば衝突して大事故に。文字通り命がけの撮影だ。ヘリコプター内部にカメラが備え付けられ、トムは操縦と演技、カメラ操作まで一人三役をこなした。
成層圏からのヘイロージャンプ
ほとんど酸素がない成層圏近く(地上7620メートル、ほぼ宇宙!)から酸素ボンベを背負って時速300キロで落下。地表300メートルでパラシュートを開くヘイロージャンプは、今回の最大注目アクションだ。高さもスピードもケタ外れ。こんなの、映画で描かれたことない。この超高空ジャンプ、元々はレーダー感知を避けるために考案された軍の潜入プログラムだった。1日3分しか許されない撮影を106回繰り返して完成した大降下シーン。もしもパラシュートが開かなかったらどうするのよ!
今回も絶壁をよじ登る!
ノルウェーのフィヨルド地帯にある絶壁、水面から垂直にそびえ立つ600メートルの一枚岩プレーケストレーンにしがみつく!当然ココでも落っこちます。どう生き延びるかは、見てからのお楽しみ。
CHECK02: 気になる“ あれ” はどうなるの! ?
どんな敵が登場する?
アクション映画は印象に残る敵役の存在で輝きが増す。「ローグ・ネイション」でクールな魅力を見せつけた悪の帝王ソロモン・レーンが続投。そのため前作を観直しておくと、さらに映画世界に没入できるかもしれない。正体不明の悪役ジョン・ラークに加え、イーサンを疑い立ちはだかる新キャラのCIA局員を演じるヘンリー・カヴィルも強敵!なんせスーパーマン男優。トムと凄まじい格闘シーンをくり広げてみせるのだ。
強くて美しい女性は?
前作「ローグ・ネイション」で人気を集めた戦う女スパイ、イルサが今回も登場。加えて「M:i:Ⅲ」でイーサン・ハントに寄りそった愛妻のジュリア(ミシェル・モナハン)が戻ってくる。ふたりとも大切な役どころを担いそうだ。また事件のカギを握る殺し屋ホワイト・ウィドウ役で、トム自身がスカウトした英国の新進女優ヴァネッサ・カービーにも注目。強くて美しい女性たちは、このシリーズの見どころの一つだ。
ベンジーとのコンビは?
「M:i:Ⅲ」で作戦を補助する事務方として登場したベンジー・ダン。演じるのはもちろんサイモン・ペグだ。毎度ピンチに陥ったイーサンを懸命に助けようとするベンジー。「フォールアウト」でも脱出経路を探すイーサンに“左だ、そこを左に回って!”と指示を出すけれど、左方向はオフィスの窓!?イーサンはガラス窓を椅子で壊し、決死の空中ジャンプに挑むハメになる。彼らふたりのかけ合いは、スリルの合間の絶妙なユーモア!
CHECK03: シリーズを見ておくとこんな“楽しみ方”ができる
これまでと違い「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」は、前作「ローグ・ネイション」からキャラクターやエピソードが引き継がれているのが最大の特徴。そのため脚本兼任のクリストファー・マッカリー監督もシリーズ初の続投に。
今回登場するイルサは「ローグ・ネイション」にも登場しており、元諜報員などで構成された犯罪組織“シンジケート”に潜入している英国の女スパイで、イーサンとはつかず離れずの関係だった。さらに彼女は組織のボス、ソロモン・レーンとも因縁があり、敵なのか味方なのか、このちょっと複雑な人間関係は今回の味わいどころにもなっている。
IMF長官のハンリー(アレック・ボールドウィン)も「ローグ・ネイション」に顔を見せたキャラクター。予告編には「チームが全滅する…」という不気味なセリフもあり、IMFチームが過去最大のピンチに見舞われるのは間違いない。シリーズ5作すべてに用意されていた、イーサン=トム・クルーズがべりべりっとマスクを剥がす変装シーンは、007やジェイソン・ボーン・シリーズなど他のスパイ映画にはない愉快な名場面。今回はどこで誰に化けるのだろう?
ドバイの超高層タワー、ブルジュ・ハリファのビル壁面を垂直に走り降りた「ゴースト・プロトコル」。飛び立つ輸送機にしがみついた「ローグ・ネイション」。これらを越える超絶アクションが炸裂する「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」。世界を股にかけるトム・クルーズの大冒険が、日本の夏をいっそうアツくする!