「白鯨との闘い」のニカーソン
髭面でメタボ気味のブレンダン・グリーソンが、捕鯨船での過酷な日々を振り返る。回想シーンで登場するのは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのトム・ホランド!「スパイダーマン」ブレーク前のあどけない姿で新米船員を熱演している。「マイティ・ソー」のクリス・へムズワース主演作であり、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」より先に共演していたのも胸アツ!
「メン・イン・ブラック3」のエージェントK
堅物で仏頂面のエージェントKがハマリ役のトミー・リー・ジョーンズが、今作ではタイムスリップして若き日の自分に会いに行くことに。どんな青年が登場するのかと思いきや、現われたのはジョシュ・ブローリン!40年以上遡ってもおじさんはやっぱりおじさんだった(笑)。ヤングKの設定年齢は29歳……なかなか攻めたキャスティングだ。
「ターミネーター」シリーズのジョン・コナー
“美少年”という言葉は彼のためではと思えるほど「ターミネーター2」のエドワード・ファーロングは眩しかった(同時に“時の流れは残酷”という言葉も彼のためにある気がする)。「ターミネーター4」では実力派のクリスチャン・ベールが抵抗軍の指導者という立場で登場。T-800との別れで涙していた“泣き虫ジョン”の面影は消え、ほぼ全編で厳しく精悍な表情に。
「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロ
頼れる兄貴分としてスター・ウォーズシリーズ屈指の人気キャラ、ハン・ソロ。初登場から今までハリソン・フォード一人で演じてきたが、40年経ってようやく別の俳優が演じる許可を得られた。約3000人の中から選ばれたというオールデン・エアエンライクは、フォードに引けを取らないワイルドさと色気を携えて、誰も見たことのない若きハンを作り上げた。
「あの日、欲望の大地で」のシルヴィア
絶世の美女なのに、どこか人生を諦めたような気だるさを醸し出させたらピカイチのシャーリーズ・セロン。今作でもゆきずりの男性と体を重ねるなど、人生に疲れた雰囲気を惜しげもなく発揮。無垢な頃の彼女を演じたのは、デビュー間もないジェニファー・ローレンス。すでに大女優の貫禄たっぷりで、今日に繋がる堂々とした演技を披露している。
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