今もなお世界中を魅了し続ける伝説のロックバンド“クイーン”。現メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーを音楽総指揮に迎え、1991 年に惜しくもこの世を去った史上最高のエンターテイナーであるフレディ・マーキュリーの生き様をクイーンの名曲と共に綴った映画『ボヘミアン・ラプソディ』が遂に公開された。不朽の名曲は主にフレディ自身の歌声が使われ、メンバーを演じた役者陣はロックスター“クイーン”を見事に演じきっている。
フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレック、ブライアン・メイを演じたグウィリム・リー、ジョン・ディーコンを演じたジョー・マッゼロの来日インタビューをお届けします。
(※ロジャー・テイラーを演じたベン・ハーディはスケジュールの関係で残念ながら来日がキャンセルに)

【ストーリー】
世間の常識を打ち破る革新的な音楽を次々と生み出し、スターダムを一気に駆け上がったフレディと仲間たち。今なお語り継がれる劇的なパフォーマンスを披露した彼らの華やかな活躍の裏には、誰も知らないストーリーがあった…。
崩壊寸前だったバンドが挑む20世紀最大の音楽イベント”ライヴ・エイド”のパフォーマンスに込められたフレディとメンバーの想いと秘められた真実が観る者の魂を熱く震わせる――。

画像: 『ボヘミアン・ラプソディ』
クイーンを演じたラミ・マレック、グウィリム・リー、
ジョー・マッゼロ来日インタビュー

僕ら4人には本物の友情が芽生えていたし、
誰かが上手くいかないときはみんなで助け合った

ーー実在のロックスターを演じる機会はなかなかないのでとても貴重な体験だったと思いますが、クイーンのパフォーマンス含め今作でのお芝居は役者としてどのようなものでしたか?
ラミ「フレディ・マーキュリーを演じるというのは恍惚とも言える貴重な経験でした。それをうまく言葉で説明するのは難しいですけど、伝説のロックスターを演じてみて過去最高にアドレナリンが出たことは間違いないです。あと、なんでロックスターがコンサートのあとにパーティーを開かなきゃいけないのかということも理解しました(笑)」
ジョー「そうそう(笑)。でも本当に僕にとっても素晴らしい体験で、面白いことに自分が映画を撮っているということを忘れてしまうぐらいエキサイティングでしたね。まずライブ・エイドのシーンから撮影がスタートしたんですけど、撮影中にブライアン・メイとロジャー・テイラーが自分のスマホで僕らを撮影していたんです。なんだか妙な感覚になりましたよ(笑)。まさに僕が伝説のロックスターを生きられるなんて役者冥利につきますね」
グウィリム「僕は昔ロックスターに憧れを抱いていたこともあるんですけど、役者になったことで伝説のロックスターを演じるチャンスを得ることができました。ライブ・エイドのシーンの撮影ではパフォーマンスしながら鳥肌が立ったほどエキサイティングでした」
ラミ「フレディを演じたことでクイーンの大ファンになりましたし、フレディの妹さんのカシミラさんとも今作がきっかけでお茶したり食事に行く機会を頂けて、いまでも交流が続いているのですが、それは本当に誇らしいですし幸せなことだなと思います」

画像1: 僕ら4人には本物の友情が芽生えていたし、 誰かが上手くいかないときはみんなで助け合った

ーー皆さんが演じたクイーンから“家族”のような絆を感じました。
グウィリム「良いことも悪いこともみんなで共有したからこそ家族のような絆が生まれたんじゃないかなと思います。撮影で大変なことがあってもお互いに助け合って乗り越えましたからね」
ジョー「ラミとは10年以上前から友達でしたけど、グウィリムともロジャーを演じたベン・ハーディともすぐに打ち解けたのを覚えています。というのも、撮影を通して本当のバンドの仲間のように思える瞬間があったからなんです。例えば、演奏シーンでは本物の音源に合わせて楽器を弾いていたんですけど、『地獄へ道づれ』をジョンが作っているというシーンの撮影の時はどうしても本物の音源を流しながら撮影するのは不可能ということで、音楽監督から“実際に楽器を弾いてもらえないか”と言われたんです。すると、グウィリムが“僕も弾くよ”と言ってくれて、ベンもドラムを叩いてくれて、そしたらラミが“僕はどこから歌い始めたらいいかな?”と。その時に“これってまるで本物のバンドみたいだな”と思ったんですよね。それは今までの僕らの努力が報われたと思える瞬間でもありました」
ラミ「僕ら4人には本物の友情が芽生えていたし、誰かが上手くいかないときはみんなで助け合ったりしました。だからこそアドリブもよく飛び出したんですけど、劇中でフレディが白い衣装を着ているシーンがあって、あれ実はジミ・ヘンドリックスの私物なんですけど、それを見たグウィリム演じるブライアンが“怒ったトカゲみたい”と言ったんです。あれには大笑いしましたよ(笑)。あとジョーもよくアドリブをしていました。それは僕らが作り上げた関係性から自然に生まれたものだと思いますし、そういうアドリブが飛び出すたびに“自由さ”を感じました」
グウィリム「お芝居は一人ではできないものなんです。それってバンドとも似ているんじゃないかなと思っていて、例えばバンド仲間を思いやるのと同じように共演者を大切にするようにしていれば自然とそういう良い関係性は作れるんじゃないかなと思います」

画像: キャストの顔写真が施されたスペシャル・ラッピングの二階建てロンドンバスを背にした屋外ステージで記者会見をした3人。

キャストの顔写真が施されたスペシャル・ラッピングの二階建てロンドンバスを背にした屋外ステージで記者会見をした3人。

ーーお話していても皆さんの仲の良さが伝わってきますが、日本に着いてから3人でどこか行かれましたか?
ラミ「昨日3人で食事に行きましたよ(自身のスマホを取り出してお店で撮った3人の写真を見せながら)。あと、できればこの写真(クイーンが東京タワーの前で撮った写真を指差しながら)と同じ場所で同じポーズして僕らも写真を撮りたいよね?」
ジョー「いいね! じゃあ僕はジョンが着てる白いスーツ買わなきゃ!(笑)」

ーー昨日のお食事の時の写真、凄く良いですね! 
ラミ「スゴイ?(日本語で)」

ーー凄い素敵です! お写真見せてくださってありがとうございます!
ラミ「それにしても8年前のTVドラマ『ザ・パシフィック』でジョーと共演してるけど、長いあいだ友情関係が続いていて、今回クイーンのメンバーとして共演できるなんて夢にも思わなかったです…ってこんな話をしているだけで感情的になっちゃうよ(笑)」
ジョー「僕も同じだよ(笑)」

画像2: 僕ら4人には本物の友情が芽生えていたし、 誰かが上手くいかないときはみんなで助け合った

ーーでは最後の質問になりますが、ブライアン・メイさん、ロジャー・テイラーさんはフレディさんのことをどんな人だったとおっしゃっていましたか?
ラミ「彼は“ピースメーカー=平和をもたらそうとする人”で、素晴らしい音楽を作ることに情熱を持って取り組んでいたとおっしゃっていました。ブライアンが言っていたのは、フレディが病に倒れて状態が良くないときでも“曲を書いて送ってほしい。歌を入れるよ。僕が書いたものも送るから”と本来ならスタジオに入って音楽を作る体力はなかったはずなのに、一人でもなんとか曲作りをしたいと言っていたそうなんです。もちろんフレディのことを素晴らしい音楽を作る人だとは思っていましたけど、その話を聞いた瞬間に僕の想像以上に特別な、そして違うレベルの人だなと感じました。敬意を込めて僕らはクイーンを演じているので、是非劇場でお楽しみください!」

画像3: 僕ら4人には本物の友情が芽生えていたし、 誰かが上手くいかないときはみんなで助け合った

(取材・文:奥村百恵)

『ボヘミアン・ラプソディ』
現在公開中
監督:ブライアン・シンガー
製作:グラハム・キング/ジム・ビーチ
音楽総指揮:ブライアン・メイ(クイーン/ギター)/ロジャー・テイラー(クイーン/ドラム)
出演:ラミ・マレック/ジョー・マッゼロ/ベン・ハーディ/グウィリム・リー/ルーシー・ボイントン/マイク・マイヤーズ/アレン・リーチ
配給:20 世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox

画像: 映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編解禁! youtu.be

映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編解禁!

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