人類初となる月面着陸の偉業を成し遂げた男の真実!「ファースト・マン」が2019年2月8日公開。まずNASAのことをしっかりおさらいしてから、本作を追っていこう。影の立役者や見どころも必見だ!

NASA知識はバッチリ!
それでは「ファースト・マン」のあらすじをチェックしよう

1961年、空軍のテストパイロット、ニール・アームストロング(ゴスリング)は幼い娘を病気で亡くした悲しみから逃れるため、NASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募。見事選ばれたニールは妻ジャネット(クレア)と長男を連れてヒューストンへと引っ越す。

当時、宇宙計画ではソ連が優勢だったが、指揮官のディーク・スレイトン(チャンドラー)は、ソ連も未踏の月を目指す計画を宣言。母船と小型船を軌道上でドッキングさせることを実証するジェミニ計画の成功後、月に着陸するアポロ計画へと移行することが決定した。

ニールが信頼を寄せるエド・ホワイト(クラーク)らとハードな訓練に励む中、ソ連が人類初の船外活動に成功したとの報せが飛び込む。そのミッションにはエドが挑んでいたが、またもソ連に先を越されてしまったのだった。やがてディークからジェミニ8号の船長を命じられたニールは月へと飛び立ちドッキングに成功するが、非常事態が発生し……

主人公・ニールと月面着陸の影の立役者たち

画像: 主人公・ニールと月面着陸の影の立役者たち

ニール・アームストロング(ライアン・ゴスリング)

民間人から宇宙飛行士になった。内省的で控えめな性格で感情を表に出すことは少なく、公の場では基本的に無口。幼くして亡くなった娘のことを忘れられずにいる。

ジャネット(クレア・フォイ)

ニールの妻。夫のミッション遂行を支えながら家族の世話をする。夫を思うあまり感情的になってしまう面も。

エド・ホワイト(ジェーソン・クラーク)

ジェミニ計画でアメリカ人初の宇宙遊泳に成功した宇宙飛行士。ニールとは家族ぐるみの付き合い。

ディーク・スレイトン(カイル・チャンドラー)

マーキュリー計画に選抜された元宇宙飛行士。現在はNASAで指揮官としてミッションの候補者を選抜する。

「ファースト・マン」3つの見どころポイント

01:
撮影カメラを使い分けてリアルさを演出

画像: 01: 撮影カメラを使い分けてリアルさを演出

ニールらがアポロ11号に乗り込む場面や人間ドラマは35ミリと16ミリフィルム、月面に立つ場面は高解像度のIMAXで撮影。カメラを使い分けることで観客も同じ空間にいるようなリアルさが再現された。

02:
ゴスリングの徹底的な役作り

画像: 02: ゴスリングの徹底的な役作り

ニールの心情を理解するため彼の妹や妻ジャネット、息子、同僚らと面会。ニールの好きな曲やインタビューなども発掘し、脚本づくりにも貢献した。そのクリエーティブな姿勢にチャゼルや原作者も感銘を受けたそう。

03:
製作にはNASAが全面協力!

画像: 03: 製作にはNASAが全面協力!

信憑性を追求するチャゼルにNASAは膨大な資料や場所を提供。ゴスリングらキャストは宇宙センターへ赴き、飛行制御やエンジニアリング、反重力装置での月面歩行シミュレーションなど一通り訓練した。

ファースト・マン
2019年2月8日公開
First Man
原題『最初の男』2018年度作品。2時間21分。アメリカ映画。東宝東和配給
©Universal Pictures

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