2018年『君の名前で僕を呼んで』でブレークを果たしたティモシー・シャラメが『ビューティフル・ボーイ』について語ってくれた。彼にとって難しい役柄に取り組むことより辛いこととは…?

ティモシー・シャラメとは?

17歳と24歳の青年の生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた『君の名前で僕を呼んで』で、そのたぐいまれな美しさと繊細な演技によって多くの観客の心を強く揺さぶり、22歳の若さでアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたティモシー・シャラメ。2018年最も大きく飛躍を遂げた俳優として彼の名前を挙げる人も多いはずだ。

2019年は彼の待望の新作『ビューティフル・ボーイ』(4月公開)が公開される。ドラッグ依存症に陥った青年と彼を支える父親の愛と再生を描く実話の映画化だ。“直視できないほどに美しい”とまでいわれるシャラメのことをそのまま表現したようなタイトルだが、これは劇中にも登場するジョン・レノンの同名楽曲とリンクしたものになっている。

この演技でシャラメは2019年 ゴールデングローブ賞の助演男優賞にノミネートされ、惜しくも逃してしまったものの、2018年に続き2年目となるアカデミー賞候補入りも大いに期待された。この輝かしい成功と世界的な熱狂を、本人はどのように受け止めているのだろうか?今回のインタビューでは、異例の速さでスターダムへ駆け上がる彼の今の心境に迫った。

難しい役柄に取り組むことのほうが何も役がなくて部屋にいるよりずっと楽だよ

ーー『君の名前で僕を呼んで』ではアカデミー賞にノミネートされ、『ビューティフル・ボーイ』での演技もすでに絶賛されています。あなたとしては今の成功をどのように思いますか?

ティモシー『ありがとう。夢以上だと思う。自分ではなんでこんなことになったのかいまだに理解できていないんだ。僕は18、19歳のときに真剣に俳優になりたいとは思ったけど、まさか本当に実現するとは思ってもいなかったからね。

「ダークナイト」を見たり、オスカーを見たりして、いつか自分がそうなれたらいいなあとは夢見ていたけれど、それが実現しているわけだからね。夢がかなってしまったわけだ。だから日々感謝の気持ちで一杯だよ。人生が一瞬で変わったように感じる。映画のプレミアに行っても、人が僕の映画を見てくれるなんていまだに信じられない。

とりわけ「ビューティフル・ボーイ」は、見て楽しいと言えるような作品ではない。なぜなら、ドラッグ中毒に関して可能な限りリアルな描写をしようとしたからね。だからオンラインなどで、みんながこの映画を支援してくれるのを知ると、最高だと思うんだ。映画を見るだけじゃなくて、この映画を大事に思ってくれていることに感動してしまうよ』

画像: Photo by Manuel Romano/NurPhoto via Getty Images

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ーーこの作品では父親役をスティーヴ・カレルが演じていますが、彼に初めて会ったときどのように思いましたか?

ティモシー『3度目か4度目のオーディションで、これで役が決まるというスクリーン・テストのときに彼に会ったんだ。僕はどうしてもこの役がやりたかったから、監督を説得できるように頑張っていた。でも、スティーヴに会った瞬間に、彼が僕を優しく迎えてくれたような、腕を広げてハグしてくれたような気持ちになれた。だからそれをそのまま演じるときも生かすことができたんだ。

それから実は、この作品で共演する前から、僕は彼の大ファンだったんだ。僕の若い頃を演じた子役が、スティーヴと会った瞬間に「マイケル・スコット!(「ジ・オフィス」で彼が演じた役名)」って言ったんだけど、それを聞いたときに、実は僕もそれが言いたかったんだって思ったよ(笑)。当然、共演するときはそれをなんとか忘れないといけない。もちろん、今も大ファンだけど。「ジ・オフィス」が大好きで、番組を7年間もテレビで見ていたからね。

それで映画の撮影が終わった後に、実は「ジ・オフィス」を見直してみたんだ。絶対に変な気分がするはずと思いながらね。でも「あの二人が今は僕の両親なんだ! わーい!」って思った(笑)。そんなわけで、今はスティーヴが本当に自分の父親のようにすら感じるんだ」

ーーあなたは『君の名前で僕を呼んで』でもそうですが、どの役でも感情をむき出しにした難しい役柄に挑戦しますが、大変ではないですか?

ティモシー『いや、役柄が難しくてそれを演じるために懸命に努力する方が、何も役がなくてアパートで電話が鳴るのを待っているよりもずっと楽だよ。または「ネオン・デーモン」のオーディション・テープを送ったのに、返事がこなくてどうなったんだろうと思いながら部屋でじっとしているよりもね(笑)」

ーー今後の俳優としての目標はありますか?

ティモシー『僕は、ニューヨークで公的な助成を受けるアーチストが住むアパートで育ったんだ。そこでは、誰もが経済的にやりくりするのに必死だった。だから、まず俳優を仕事にして生きていくというのが目標だよ』

ティモシー・シャラメのトリビアとは?

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