カラフルな衣装に元気な子ども、洗練されたインテリア……北欧映画のイメージは人それぞれだけど、どの作品にも“愛らしさ”があふれていました。今回はそんなオシャレでポップで、そしてチャーミングなとっておきの北欧映画をご紹介。2019年にやってくるフィンランド初の新作映画情報もお見せします。(文・永 千絵/デジタル編集・スクリーン編集部)

\ぜひ観てほしい/
とっておきの北欧映画 特選10

01:
「オンネリとアンネリのおうち」

画像: 01: 「オンネリとアンネリのおうち」

自分たちだけの可愛いおうちがほしい…。そんなふたりの少女の夢が実現!タンスにはカラフルなドレスがいっぱい、ご近所さんとお茶を楽しみ、ちょっとした騒ぎもみんなで解決してしまう。“女のコ”の夢を見事に映像化。シリーズ最新作は2019年5月公開予定。

02:
「キッチン・ストーリー」

画像: 02: 「キッチン・ストーリー」

独身男性のキッチンでの導線を調査するため、イザックの家に調査員がやってくる。独り暮らしのキッチンはこざっぱり、使う食器や調味料類は壁に並び、機能重視だけれど、よく見ると壁の色やつい立てが実におしゃれ。

03:
「愛さえあれば」

画像: 03: 「愛さえあれば」

結婚式のため、デンマークからイタリアのヴィラに集まってくる問題を抱えた人々。明るい陽光のイタリアとデンマークの対比も面白く、社会派監督スサンネ・ビアの面目躍如、一筋縄ではいかないラブ・コメディの傑作!

04:
「ストックホルムでワルツを」

画像: 04: 「ストックホルムでワルツを」

母国語でジャズを歌い、世界的に有名になった実在のシンガー、モニカ・ゼッタールンド。スウェーデンの小さな町からストックホルム、そしてニューヨークへ、ステージ衣装やヘアスタイルがモニカの人生を語る。

05:
「ヘイフラワーとキルトシュー」

画像: 05: 「ヘイフラワーとキルトシュー」

家族思いのヘイフラワーと天真爛漫な妹のキルトシューのおうちでは、自由気ままなママの気風か、インテリアもドレスも色が爆発したかのよう!木のはしご、水風船、パンだね、すべてが明るくカラフルで楽しい。

06:
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」

画像: 06: 「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」

ラッセ・ハルストレム監督は『やかまし村』シリーズでも、しっとりと淡い色調で子どもたちの四季を生きいきと描いてみせる。犬が重要な役割を果たすのもハルストレム監督作品のみならず北欧映画の特徴のようだ。

07:
「シンプル・シモン」

画像: 07: 「シンプル・シモン」

大好きな兄のサムと同居するアスペルガー症候群のシモン。身に着けるものは赤と青だけ、一日の時間割り、週決まりの予定、いろいろあるシモンのこだわりがポップなイラストと色合いで描かれていくのが興味深い。

08:
「ロッタちゃんとはじめてのおつかい」

画像: 08: 「ロッタちゃんとはじめてのおつかい」

北欧を代表する作家リンドグレーンの生みだした世界中で愛されるキャラクターのひとりがロッタちゃん。映画ではその愛らしさ、頑固っぷりが遺憾なく発揮されて笑える。ファッションも子どもだからと侮るなかれ。

09:
「YARN 人生を彩る糸」

画像: 09: 「YARN 人生を彩る糸」

編む、縫う、繕う場面が印象に残るのもテキスタイルが一大産業である北欧の映画の特徴かもしれない。“糸”の元となる羊から始まり、主に女たちの手によって紡がれてきた“糸”の歴史と、アイスランド、ポーランド、日本出身の“糸”で自己表現をする人々が紹介される。

10:
「ホルテンさんのはじめての冒険」

画像: 10: 「ホルテンさんのはじめての冒険」

実直律儀な運転士ホルテンさんが定年を迎えることに。『キッチン・ストーリー』のベント・ハーメル監督作品は、まずなにより、電車の赤い車両と、腕に抱かれて脱力した犬、制服を着たホルテンさんのヴィジュアルが印象的。

DVD販売元一覧

「オンネリとアンネリのおうち」(TCエンタテインメント)、「キッチン・ストーリー」(廃盤)、「シンプル・シモン」(TCエンタテインメント)、「ストックホルムでワルツを」(東映)、「ヘイフラワーとキルトシュー」(廃盤)、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(廃盤)、「ロッタちゃんとはじめてのおつかい」(廃盤)、「愛さえあれば」(東宝)、「ホルテンさんのはじめての冒険」(廃盤)、「YARN 人生を彩る糸」(TCエンタテインメント)

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