カラフルな衣装に元気な子ども、洗練されたインテリア……北欧映画のイメージは人それぞれだけど、どの作品にも“愛らしさ”があふれていました。今回はそんなオシャレでポップで、そしてチャーミングなとっておきの北欧映画をご紹介。2019年にやってくるフィンランド初の新作映画情報もお見せします。(文・永 千絵/デジタル編集・スクリーン編集部)

\2019年はフィンランド×日本の外交関係樹立100周年/
フィンランド発の新作映画

『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』
Tuntematon Sotilas

画像: 『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』 Tuntematon Sotilas

フィンランドとソ連の継続戦争を背景に、とことん“兵士目線”に徹した戦争映画。4人のフィンランド軍兵士の姿を通して、彼らの戦場における壮絶な任務を丁寧かつ壮大に描く。

2019年6月22日公開
2017年作品/ 132分/フィンランド映画/アク・ロウヒミエス監督、エーロ・アホ、ヨハンネス・ホロパイネン出演/彩プロ配給
ⓒELOKUVAOSAKEYHTI√ SUOMI 2017

『トム・オブ・フィンランド』
Tom of Finland

画像: 『トム・オブ・フィンランド』 Tom of Finland

第二次世界大戦後のフィンランドで、LGBTに対する無理解と闘った芸術家トム・オブ・フィンランドことトウコ・ラークソネンの波乱の半生を描く。

2019年夏公開
2017年作品/116分/フィンランド=スウェーデン=デンマーク=ドイツ=アメリカ映画/監督:ドメ・カルコスキ/マジックアワー配給

『サウナのあるところ』
Miesten Vuoro

画像: 『サウナのあるところ』 Miesten Vuoro

日常的にサウナを楽しむ国フィンランド。日本人以上にシャイといわれるフィンランドの男性たちの交流の場としてのサウナの魅力を再発見する異色ドキュメンタリー。本国では1年以上のロングラン上映を記録した。

2019年9月公開
2010年作品/81分/フィンランド映画/監督:ヨーナス・ベルガル、ミカ・ホタカイネン/アップリンク+kinologue配給
©2010OktoberOy.

イベントも要チェック! 映画で旅するヨーロッパ

「EU Film Days 2019」
2019年5月31日〜6月27日 @国立映画アーカイブ(東京)

画像: 「いつも心にジャイアント」

「いつも心にジャイアント」

EU加盟国の話題作を上映するユニークな映画祭。17年目を迎える今年は、スウェーデンの「いつも心にジャイアント」とフィンランドの「アンノウン・ソルジャー」をはじめ、22か国の作品を上映予定。京都や広島、福岡でも順次開催(www.eufilmdays.jp

こちらもおすすめ!

This article is a sponsored article by
''.