20世紀を代表する天才ダンサー、ヌレエフの半生を映画化
バレエの歴史を変えたといわれる20世紀の伝説的ダンサー、ルドルフ・ヌレエフの半生を「ハリー・ポッター」シリーズなどで知られる俳優レイフ・ファインズが監督として映画化。若き日のヌレエフのダンスへの情熱、そして身に危険が迫る中で下した究極の決断を描く。
ヌレエフ役に抜擢されたのは現役ダンサーのオレグ・イヴェンコ。「アデル、ブルーは熱い色」のアデル・エグザルコプロス、ダンサー出身のセルゲイ・ポルーニンらの共演。ファインズはヌレエフの恩師役で出演も兼任。
ルドルフ・ヌレエフ(イヴェンコ)は6歳の時に初めてバレエを見て以来、これが自分の進む道だと確信。地元のバレエ教室で学び、17歳でレニングラードのバレエ学校に編入、恩師となるプーシキン(ファインズ)に師事し、溢れるばかりの才能を開花させていく。
1961年、ヌレエフの所属するキーロフ・バレエ団のパリ公演が行なわれる。彼はフランスのダンサー、ラコット(ラファエル・ペルソナ)やその友人クララ(アデル)らとのパリでの生活を満喫するが……
名優レーフ・ファインズが構想20年を経て映画化
英国を代表する俳優レイフ・ファインズは90年代に刊行されたヌレエフの評伝を読み、当時から映画化を熱望。監督デビュー後もこの物語がずっと頭にあり、構想20年を経て映画化が実現した。
ホワイト・クロウ 伝説のダンサー
2019年5月10日(金)公開
原題:白いカラス/英=ロシア=仏/2018年/2時間7分/キノフィルムズ配給
監督:レイフ・ファインズ/出演:オレグ・イヴェンコ、アデル・エグザルコプロス、ラファエル・ペルソナ、レイフ・ファインズ、チュルパン・ハマートヴァ、セルゲイ・ポルーニン
©2019 British Broadcasting Corporation and Magnolia Mae Films