国際的に活躍するフランス女優メラニ ー・ロランが監督を務めるクライム・スリラー映画「ガルヴェストン」が2019年5月17日に公開。
クライム・スリラー映画「ガルヴェストン」
組織に切り捨てられた殺し屋と生きるために身を売るしかなかった少女の逃避行を描くクライム・スリラー。「イングロリアス・バスターズ」などで国際的に活躍するフランス女優メラニー・ロランが監督を務め、「インフェルノ」のベン・フォスターと「メアリーの総て」のエル・ファニングが主演を務める。
行くあてもなく生きる若い娼婦をエルが熱演
原作は「マグニフィセント・セブン」などの脚本家としても知られる作家ニック・ピゾラットの処女長編にして、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった犯罪小説『逃亡のガルヴェストン』。
故郷を捨て裏社会で生きてきたロイ（フォスター）は、ボスの勧めで行った病院で肺ガンだと診断される。諦めを滲ませながらも死の恐怖に怯えるロイ。
だがその夜、ボスの命令で行った仕事先で彼は何者かに襲われる。自分が切り捨てられたことを悟ったロイはとっさに相手を射殺し、その場に囚われていた若い女ロッキー（エル）を連れて逃亡する。体を売って生きてきたという彼女を、ロイはなぜか見捨てられず、孤独なふたりの危険な逃避行が始まる
監督としての活躍も目立つ 才人メラニー・ロラン
「複製された男」などで女優として華々しく活躍するメラニーは監督業にも積極的。5本目の長編監督作となる本作では、荒々しいバイオレンスも見事に描き、各国映画祭で高い評価を獲得した。
「ガルヴェストン」
2019年5月17日公開
原題：カルヴェストン／アメリカ／2018／1時間34分／クロックワークス
監督：メラニー・ロラン／出演：ベン・フォスター、エル・ファニング、リリ・ラインハート、アデペロ・オデュイエ、 ボー・ブリッジス
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