今回は女優部門。Webでは上位10位を発表します。紙面(2019年4月号)では30位まで掲載していますので、ぜひチェックしてくださいね。
10位:エミリー・ブラント(139票)
オールジャンルでどんな役柄もこなす実力派
10位になったのは、エミリー・ブラント。これまで演技派ながら少々地味目なイメージだったエミリーだが、日本でも大ヒットした好評価のホラー映画『クワイエット・プレイス』の主演でいきなり人気&認知度が急上昇。現在ヒット中の『メリー・ポピンズ リターンズ』では堂々の主役を張りみごとな歌声で楽しませてくれるから、これまた人気急上昇は間違いなしだろう。
読者からのコメント
『「プラダを着た悪魔」から好きな女優。実力もユーモアもすべて持ち合わせていてかっこいい』(男性・21歳)
『彼女が演じるメリー・ポピンズ、とても楽しみです』(女性・31歳)
『歌も上手くて憧れです』(女性・20歳)
2019年最新作:メリー・ポピンズ リターンズ
「メリー・ポピンズ リターンズ」主演2人にインタビュー!1作目に受けた意外な影響とは?
9位:アリシア・アマンダ・ヴィキャンデル(144票)
アクションにもチャレンジしてファン層も拡大中
前年と同じ9位のアリシア・ヴィキャンデル。『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞後も多彩なキャラクターを演じてきたアリシアだが、2018年には本格的なアクションに挑戦。『トゥームレイダー ファースト・ミッション』では、アンジェリーナ・ジョリーが演じて好評を博した伝説のアクション・ヒロイン=ララ・クロフトに扮して、キレキレのアクションを披露。そのカッコよさには、男性ばかりか女性も惚れ惚れ! また、次回作となるNetflix映画『アースクエイク・バード(原題)』は日本に10年間住んでいるイギリス人女性カメラマンという役柄。日本が舞台のミステリーとなれば、興味も募るばかり。次回はランクアップの可能性もありだ。
読者からのコメント
『「トゥームレイダー」でのアクションも見事でますますファンになりました』(男性・17歳)
『「トゥームレイダー」はぜひシリーズ化してほしい』(男性・46歳)
『こんなにきれいで可愛い人を知りません』(女性・29歳)
2018年主な出演作:「トゥームレイダー ファースト・ミッション」
8位:シャーリーズ・セロン(177票)
ハリウッドの大物女優に相応しいパワーウーマン
8位のシャーリーズ・セロンも、BEST10常連のオスカー女優。まばゆい美貌をモノともせず、まさに別人に変貌する“カメレオン女優”。2018年に公開された『タリーと私の秘密の時間』でも、3人の子育てに追われる母親になり切るために約20キロも増量して役作り。女優根性のすごさに頭が下がるが、その増量を1年半かけて元の体重に戻したというエピソードもすごい!やっぱり、美貌を保つための努力を惜しまないところも、女性ファンとしては高く評価してしまうのだ。
読者からのコメント
『期待感を持たせる女優で全作見るようにしている』(男性・72歳)
『アクション・ヒロインも普通の中年女性も演じる振り幅の広さがすごいと思う』(女性・23歳)
『どんな役柄にも果敢に挑んでいる』(男性・78歳)
2018年主な出演作:「タリーと私の秘密の時間」
7位:ケイト・ブランシェット(169票)
風格も漂う憧れのクール・ビューティー
7位の座を確保したのが、前年は12位だったケイト・ブランシェット。BEST10入りの要因は、『オーシャンズ8』への出演が大きい。なにしろ、“これぞハリウッド映画!”と映画ファンを歓喜させた傑作エンターテインメントで演じたのはユニセックスでワイルドな女詐欺師。カッコよくて、ユーモラスで、まさに超・演技派ケイトならでは、のキャラクター作り。誰もが感服だった。
読者からのコメント
『「キャロル」でファンになりました。「オーシャンズ8」もカッコ良かった』(女性・20歳)
『来日した時ナマの姿を見て、そのオーラの凄さにこれがスターなんだと実感』(男性・26歳)
『同性でも惚れます』(女性・35歳)
2018年主な出演作:「オーシャンズ8」
6位:ガル・ガドット(177票)
外見だけでなく内面にもカッコ良さがある
『ワンダーウーマン』で昨年に脚光を浴びBEST10でいきなり2位を獲得したガル・ガドットだが、2018年にはアカデミー賞の長編アニメ賞にノミネートされた『シュガー・ラッシュ:オンライン』に声の出演を果たして人気をキープし6位に。人気シリーズ第2弾の『ワンダーウーマン 1984』は2020年公開予定だけど、当分BEST10の常連になりそうな予感。
読者からのコメント
『「ワンダーウーマン」で大好きになりました。他の役も見てみたい』(男性・20歳)
『美しくて強くて優しくて……理想の女性です」(女性・18歳)
『「ワンダーウーマン」続編を楽しみにしています』(男性・56歳)
2018年主な出演作:「シュガー・ラッシュ:オンライン」
5位:アン・ハサウェイ(188票)
ゴージャスな美貌がますます輝く演技派
5位はアン・ハサウェイ。昨年は14位だったが、大ヒットシリーズのオールスター・ムービーの女性版『オーシャンズ8』への出演が大きく影響して巻き返しのBEST10入り。ビッチなのにじつはキュートなスター女優を好演して、アンの魅力全開!今後も先日全米で公開されて話題となった『セレニティー:平穏の海』がNetflixで独占配信。同じオスカー俳優マシュー・マコノヒーと共演し暴力夫の殺害計画を実行しようとするサスペンスだから、アンのシリアスな演技が堪能できそうだ。
読者からのコメント
『「オーシャンズ8」では悪女風な一筋縄ではいかない女性を見事に演じてくれた』(男性・49歳)
『お人形のように美しいけど演技はしっかりしているところが好き』(女性・33歳)
『一番輝いている女優さん』(男性・60歳)
2019年最新作:「セレニティー:平穏の海」
4位:エマ・ストーン(264票)
オスカー女優になってもチャレンジ精神旺盛
4位は、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を獲得した後も快進撃が止まらないエマ・ストーン。 2018年に日本公開された『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』でゴールデン・グローブ賞ミュージカル/コメディ部門の主演女優賞候補になり、今年2月から日本公開となった『女王陛下のお気に入り』でもアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
読者からのコメント
『「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」ではキング夫人になりきっていて別人のようでした』(女性・55歳)
『「ラ・ラ・ランド」の次に「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」という選択が良い』(女性・21歳)
『エマの特集をお願いします』(男性・23歳)
2019年最新作:「女王陛下のお気に入り」
エマ・ストーンにインタビュー:『女王陛下のお気に入り』裏側を大公開!
3位:オードリー・ヘプバーン(277票)
生誕90年を迎えた永遠の妖精に再び注目が
3位の座についたのはオードリー・ヘプバーン!もちろん“ハリウッドの妖精”と称されて映画史に残る永遠のスター女優であることは、いまさらいうまでもない。しかし、本当に、本当に“不滅”のスター女優であり、その輝きはいまも女性の憧れなんですねぇ。
読者からのコメント
『「ローマの休日」が本当に大好きで何度も見てしまいます』(女性・46歳)
『「尼僧物語」の役は彼女以外に演じられる人はいないと思います』(女性・56歳)
『何年経っても永遠に色あせることのない方です』(女性・48歳)
2位:スカーレット・ヨハンソン(306票)
帰ってきたブラック・ウィドウ役でファンを虜に
2位に輝いたのは、昨年には8位だったスカーレット・ヨハンソン。そう、コミック・ファンの憧れの女性ヒーロー“ブラック・ウィドウ”を捨て身アクションで体現している『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の威力は絶大だ。
読者からのコメント
『とてもきれいで、シリアスもアクションも素晴らしいです』(女性・30歳)
『本当に世界で一番美しいと思う。あとかっこいい』(女性・20歳)
『いろんな演技ができる女優さんだと思います』(男性・22歳)
2018年主な出演作:「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
1位:エマ・ワトソン(510票)
2年連続ナンバーワンに輝く美しき知性
憧れのライフスタイルへの賛同も含めてファンの支持を得たエマ・ワトソンに今後も注目!
2位を大差でぶっちぎり、昨年に続いて不動の1位を獲得したのはエマ・ワトソン。2018年には旧作『リグレッション』(2015年)のみが日本公開だったが、その人気は衰えない。やはり『美女と野獣』(2017年)の余韻は大きいのだ。しかし、その人気の要因はそれだけだろうか?いや、それに加えて日頃から自身の意見をきちんと主張し実行する聡明さ、たとえばセクハラ被害を支援する団体に多額の寄付などの社会貢献をするライフスタイルに、若い女性は尊敬と憧れを抱いているからこそ、“エマ大好き!”の声が大きく広がっていると思う。
そんなエマの新作にも注目。なにしろ、永遠の少女バイブルである『若草物語』を原作にしたリメイク版『リトル・ウィメン』なのだから。4人姉妹の長女を演じるエマ、次女にはシアーシャ・ローナン、そして隣人の青年にはティモシー・シャラメとくれば、公開が待ちきれないでしょ。
読者からのコメント
「ハリー・ポッター」シリーズの頃から大ファンです』(女性・26歳)
『美しく成長したなといつも感心してしまいます』(男性・30歳)
『気品があって大好きです』(女性・37歳)
『ハーマイオニーを演じていた時の可愛らしさを今も思い出します』(女性・44歳)
『女優として成長していることを感じさせてくれます』(男性・35歳)
2018年主な出演作:「リグレッション」
今回、惜しくもBEST10入りを果たせなかったけれど、油断できない希代の若手女優たち。11位のエル・ファニングは『メアリーの総て』でゴシック・ホラーの代表的な女性作家メアリー・シェリーを演じ着実にキャリアを磨いている。
また、17位のシアーシャ・ローナンは前述の『若草物語』の他にも、ティモシー・シャラメと3度目の共演となる『The French Dispatch』も待機中。監督がツウの間でも人気の高いウェス・アンダーソンとなれば注目度はMAX! いずれの若手も大活躍中だから、今年も月間スターランキングは要チェックです。