「96時間」のリーアム・ニーソンが新境地に挑む復讐劇を描く「スノー・ロワイヤル」が2019年6月7日公開。ニーソンが依存だ新境地とは?
「96時間」のリーアム・ニーソンが新境地に挑む復讐劇
「96時間」のリーアム・ニーソンが主演を務め、「パルプ・フィクション」のプロデューサーとタッグを組んだ復讐アクション。真面目な除雪作業員が息子を殺され復讐に立ち上がるが、その行動が思わぬ波紋を呼び、マフィアや警察を巻き込んだ四つ巴の戦いへと発展していく。
監督はノルウェーのハンス・ぺテル・モランドで、自身の作品『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』(2014/日本はDVD公開)をハリウッドでセルフ・リメークした。
コロラド州のスキー・リゾート地キーホー。除雪作業員のネルズ(ニーソン)は模範市民賞を贈られたが、その直後に一人息子を地元の麻薬王バイキング(トム・ベイトマン)の組織に殺されてしまう。組織が絡んでいることに気づいたネルズは、妻にも秘密で復讐を決意する。
手始めに実行犯の男を見つけて始末すると、次はその上の男と、黒幕を求めて復讐を続けるネルズ。一方、バイキングは敵対するホワイトブル率いるネイティブアメリカンの組織の仕業と思い込み、組織同士の抗争へともつれ込む。
“ニーソン主演の復讐劇” の固定観念を覆す意欲作
復讐劇でありながらダークなユーモアも漂う本作。犯罪小説で殺しを学んだ主人公をはじめ登場人物はクセモノばかりで、海外では『タランティーノが「96時間」を撮ったらこうなる』とも評された。
スノー・ロワイヤル
2019年6月7日公開
原題:冷たい追跡/アメリカ/2019/1時間59分/KADOKAWA
監督:ハンス・ぺテル・モランド/出演:リーアム・ニーソン、トム・ベイトマン、トム・ジャクソン、エミー・ロッサム、 ジュリア・ジョーンズ、ローラ・ダーン
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