2009年にベルギーの新聞に掲載された実話に基づき、バレリーナを夢見る15歳のトランスジェンダーの少女の葛藤と家族の絆を描く感動作。2019年7月5日ついに公開!
バレリーナを夢見る15歳のトランスジェンダーの少女の葛藤と家族の絆
2009年にベルギーの新聞に掲載された実話に基づき、バレリーナを夢見る15歳のトランスジェンダーの少女の葛藤と家族の絆を描く感動作。ベルギーの新鋭ルーカス・ドンの初監督作で、2018年のカンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)など3冠を受賞。
主演はアントワープのバレエ学校で学ぶ現役のトップダンサー、ヴィクトール・ポルスター。バレエシーンの振付をベルギーを代表する振付師シディ・ラルビ・シェルカウイが担当。
15歳のララ(ポルスター)は国内有数のバレエ学校への編入を認められ、父(アリエ・ワルトアルテ)と六歳の弟ミロと共に新天地に越してきた。実はララはトランスジェンダーで、いまは男性としての二次性徴を抑える治療を行なっており、もうすぐホルモン療法も始まる。
しかし、レッスンの時は股間をテーピングし、シャワーも浴びずトイレで一人で着替える。幼い頃から訓練を受けているほかの生徒と比べ、ララにとっては厳しいレッスン。そしてある嫌がらせを受け、ララは心身共に追い詰められてしまう。
LBGTQをめぐるハリウッド論争に巻き込まれる
本作ではトランスジェンダーの主人公をシスジェンダー(身体的性別と性同一性の一致した人)が演じたことで一部で論争が勃発。しかしモデル本人が主演者を絶賛することで批判を一蹴した。
Girl/ガール
2019年7月5日公開
原題:少女/ベルギー/2018/1時間45分/クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES
監督:ルーカス・ドン
出演:ヴィクトール・ポルスター、アリエ・ワルトアルテ、オリヴァー・ボダル
©Menuet2018