今回もっとも気になるのは死んだはずの銀河皇帝の存在
紆余曲折の末、新シリーズを始めたJ・J・エイブラムスが、その3部作の最終章でもメガホンを取ることになった『スター・ウォーズ』。先日、日本のタイトルが『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』と発表され、ファンはもう年末が待ちきれない!
ということで、4月にオープンになった予告編や、シリーズ恒例の『ヴァニティ・フェア』誌の独占フォト&記事等、これまで発表されている『スカイウォーカーの夜明け』にまつわるさまざまな情報と、それから推測できる内容とストーリーをまとめてみた!
まずは本作から登場する新キャラクターをご紹介しよう。
J・Jの出世作、人気を博したTVシリーズ『フェリシティの青春』でタイトルロールを演じたケリー・ラッセルがゾーリ・ブリスというマスク姿のバウンティハンター役でシリーズ初登場する。果たして顔は見えるのだろうか。注目の英国女優ナオミ・アッキーが、レイたちの仲間になるらしいジャナを演じ、かなりクールなアクションを見せるらしい。
英国のベテラン、『ある女流作家の罪と罰』でアカデミー助演男優賞にノミネートされたリチャード・E・グラントはファースト・オーダーのプライド将軍に扮している。大人気キャラ、ドロイドのBB-8の相棒ドロイドとしてD-O(ディーオー)という新キャラも加わる。そして、これまで何度もセリフでは登場していた、カイロ・レンを長とする組織「レン騎士団」がその姿をあらわす!
また、旧シリーズからランド・カルリジアンことビリー・ディー・ウィリアムズが36年ぶりに参戦し、かつては自分の愛機だったミレニアム・ファルコン号を操縦する。そして何と! 旧シリーズで銀河皇帝パルパティーンことダース・シディアスを演じていたイアン・マクダーミドまでもが出演するというから驚きだ。
2019年4月にアップされた最初の予告編の最後に流れる不気味な高笑いは彼のもの。『最後のジェダイ』でファースト・オーダーの最高指導者スノークが、あまりにもあっけなく死んでしまったが、その理由は最凶の黒幕としてパルパティーンがいたからなのかもしれない。
ということは『EP6』で、かのダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーからデス・スター2の奈落に突き落とされて死んだとされていた皇帝は、実は生きていた⁉ 今回、もっとも気になるのは、この死んだはずの銀河皇帝の存在だったりするのだ。
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」に秘められた三つの謎
01:銀河皇帝は実は生きていたのか?
予告編の最後に流れる不気味な高笑いは銀河皇帝パルパティーンのもの。霊体として登場するのか、それとも……?最高指導者スノークがあっけなく死んだのは、最凶の黒幕としてパルパティーンがいたからなのかもしれない。
また、シリーズごとに登場する新惑星も話題だが、本作では(いまのところ)「パサーナ」と「キジミ」という名前があがっている。前者は砂漠っぽい惑星で、後者はバウンティハンターのゾーリ・ブリスが暗躍しているらしい無法惑星。どこまで物語にフィーチャーされているかも気になるところだ。