「アベンジャーズ」シリーズが「エンドゲーム」で一応の終結を見たことで、人気キャラ達のロス症候群に陥っている人も多いとか。でもこれだけの有名俳優が多数起用されているハリウッド映画も珍しく、彼らはこのマーベル・ヒーローもの以外の作品でもたびたび共演して交流してきたし、これからもするでしょう。そこで彼らが、他のどんな作品で共演したかを調べてみました。
注:これらの共演作には各々が同じシーンに登場しないものも含まれます。

アイアンマンとメイおばさんはかつて恋人同士だった!

例えば、アイアンマンことロバート・ダウニー・ジュニアではどうだろう?

彼の俳優キャリアは長いが、現「スパイダーマン」シリーズのメイおばさん役マリサ・トメイと過去に二度も共演。ひとつはダウニー・ジュニアが喜劇王チャップリンを演じた「チャーリー」で、マリサはチャップリンと共演した女優メーベル・ノーマンドを演じて初共演。

ちなみにダウニー・ジュニアは本作でアカデミー主演男優賞にノミネートされたが、マリサも同じ92年に「いとこのビニー」で助演女優賞候補になり、ダウニーは落選したが、マリサは見事受賞している。二人はさらに1995年の「オンリー・ユー」でロマンス映画のカップルとして共演した。

ダウニーは他にデーヴィッド・フィンチャー監督の「ゾディアック」でハルクことマーク・ラファロと「アベンジャーズ」以前に共演済み。本作には今度の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でミステリオを演じるジェイク・ギレンホールも出演している。

また「アイアンマン」の監督で「アベンジャーズ」シリーズではハッピー・ホーガンを演じるジョン・ファヴローと仲が良く、彼が大作製作の合間に監督・主演した小品「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」にブラック・ウィドウことスカーレット・ヨハンソンと共に友情出演した。

キャップとブラック・ウィドウもかつては恋に落ちたことが!

そのスカーレットもたくさんの作品でアベンジャーズ・ファミリーと交流。主なところでは「私がクマにキレた理由」でキャプテン・アメリカことクリス・エヴァンスと恋に落ちるヒロインに。エヴァンスとはその前に日本劇場未公開のコメディー「百点満点大作戦」でも共演済み。また「ブーリン家の姉妹」ではソーの元恋人ジェインを演じたナタリー・ポートマンとダブル主演で、本作にはドクター・ストレンジことベネディクト・カンバーバッチや、ルファロ以前にハルクを演じたエリック・バーナも共演している。

さらにフランク・ミラーの劇画タッチノワール「THE SPIRIT」ではニック・フューリーことサミュエル・L・ジャクソンと、ジョゼフ・ゴードン・レヴィット監督・主演の「ドン・ジョン」では有名になる前のキャプテン・マーベルことブリー・ラーソンと、コーエン兄弟監督の「ヘイル・シーザー!」ではサノスことジョシュ・ブローリン(同じシーンでは登場しないがエンシェント・ワンことティルダ・スウィントンも)と共演と、交流の幅が広い。

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