About Comics
1997年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の尾田栄一郎による漫画作品。「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」(3億2086万6000部)としてギネス世界記録に認定されている。
今回の舞台は海賊万博!
◆STORY1
海賊万博の主催者ブエナ・フェスタから招待状を受け取ったルフィたち麦わらの一味。会場は世界中から海賊が集まり大盛況。“最悪の世代”キッドやベッジ、ホーキンスにボニー、バルトロメオ、キャベンディッシュらの姿もあった。
◆STORY2
海賊たちの目的は万博のメインイベント“海賊王(ロジャー)の遺した宝探し”。お宝争奪戦の火蓋が切られるが、その裏では“最悪の戦争仕掛け人”と呼ばれるフェスタの凶行が張り巡らされ、海賊たちを一網打尽にしようとする海軍の潜入捜査までもが動き始めていた。
◆STORY3
お宝争奪戦が白熱する中、元ロジャー海賊団のダグラス・バレットが乱入。海軍は大将“藤虎”イッショウ、“黄猿”ボルサリーノ、“海賊女帝”ハンコックらを召集。“元王下七武海”クロコダイル、“革命軍参謀総長”サボ、“CP-0”ロブ・ルッチも現われ、海賊万博は大混乱に陥る。
アニメ評論家・藤津亮太が解説!劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』ココがスゴイ!
PROFILE
ふじつ・りょうた/1968年、静岡県出身。アニメ評論家。著書は『チャンネルはいつもアニメ』(NTT出版)、『プロフェッショナル13人が語るわたしの声優道』(河出書房新社)など。月1回ニコニコチャンネルにて「アニメの門チャンネル」を配信中。
一気呵成。疾風怒濤。STAMPEDEとは、もともと家畜などの集団暴走を意味する単語だが、本作はその言葉のイメージさせる通り、冒頭からラストまでノンストップのアクションが連続する。そのトリガーともいうべき存在が、宝箱に収められた「海賊王(ロジャー)の遺した宝」。この正体が「確かに海賊たちが血眼で奪い合うに足るものだ」と思えるので、アクションの連鎖にも説得力が生まれている。
しかも今回は200名を超えるキャラクターによるオールスター映画。力の入った作画であのキャラとこのキャラのまさかの対戦を楽しみつつ、映画は最終的に「“鬼”の跡目」と呼ばれたダグラス・バレットとルフィの対決へと集約していく。
そんなアクションドラマの中で、単純な強さを誇るのではなく“男の意地”を見せるのがウソップというのも、いかにも「ONE PIECE」らしい味付けだ。
「ONE PIECE」に詳しくない人もこの映画の迫力に必ず圧倒されるはずだし、熱心なファンはそこに加えてさらに細部の小ネタまでしゃぶるように楽しめる、そんな1作だ。
TVアニメ放送20周年の記念作ならではの見どころ!
SPECIAL1 ONE PIECE 愛が深すぎるゲスト声優!
コミック連載開始からファンのユースケ・サンタマリア(ブエナ・フェスタ役)、熱心な“ロー信者”の指原莉乃(アン役)、ファン歴22年の山里亮太(ドナルド・モデラート役)が参加。
SPECIAL2 ファン歓喜!超レアなバトルが実現!
ゾロvs藤虎、サンジvsスモーカー…etc.さらに今回ラスボスに立ち向かうのは、映画でしか叶わなかった立場を超えた夢の共闘メンバー!!
SPECIAL3 登場キャラクター200人越え!?
あちこちにあんなキャラやこんなキャラが!!何人見つけられるかな?
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』/ワンピース スタンピード
2019年8月9日公開
原作・監修:尾田栄一郎(集英社 週刊「少年ジャンプ」連載)
監督:大塚隆史
出演:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、磯部勉
ゲスト出演:ユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太(南海キャンディーズ)
©尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会