主要キャラ3人をチェック!
リック・ダルトン
(レオナルド・ディカプリオ)
レオが演じるリックは、1950~1960年代初頭に大ヒットしたTVドラマで主役を務めていたスター。だが映画界への進出を上手く果たせないまま、映画界自体がもはやスターを求めない時代に。当時隆盛のイタリアに渡るが、もう復活のチャンスは失われたのかと悩む。
クリフ・ブース
(ブラッド・ピット)
ブラピが演じるクリフ・ブースは元兵士で戦争の英雄、今はリックのスタントマンを務めている。この時代、スターとスタントマンは離れがたい絆で結ばれていた。彼らも同じで、映画界が変化の波に飲み込まれていこうとも、お互いの信頼関係は変わらずにいる。
シャロン・テート
(マーゴット・ロビー)
マーゴットが演じるシャロン・テートは実在の女優。「ローズマリーの赤ちゃん」で一躍時代の寵児となったロマン・ポランスキー監督の妻で、まさにこの時代を象徴する女優だった。本作ではシャロンはリックの隣人で、リックが手に入れたいすべてを持っている。
2つの「これは知っとこう!」
01:
BIG3これまでのコラボは?
レオ、ブラピ、そしてタランティーノ監督の豪華顔合わせはもちろん史上初だが、それぞれのコラボはこれまでにもある。レオと監督は「ジャンゴ繋がれざる者」(2012)、ブラピと監督は「イングロリアス・バスターズ」(2009)、そしてレオとブラピはマーティン・スコセッシ監督の「オーディション」(2015)で共演を果たしているがこれは短編映画なので、長編映画での本格共演は今回が初めて。
02:
当時の映画への偏愛的オマージュ
劇中に散りばめられた、当時の映画への偏愛的オマージュに注目。セルジョ・コルブッチ監督、ターザン俳優のロン・エリーなどの実名が多く登場し、みなリックとコンビを組んだ設定になっている。たとえばリック主演の西部劇『ネブラスカ・ジム』はコルブッチが監督したという設定。しかもそこで二人はケンカ別れしたらしい。そんなバックストーリーまで作るところがいかにもタランティーノ。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
2019年8月30日(金)公開
配給:ソニー・ピクチャーズ