いま世界中で女性ファンの熱い視線を受け止めているサスペンス・ドラマが「キリング・イヴ/Killing Eve」。スタイリッシュにしてスリリング、さらにブラックユーモアもほどよく効いて、一瞬でハマってしまうハイセンスな作品。さらには主役の二人の女性が魅力的とくれば、もう見ない理由はないはず。11月からシーズン2が始まる本作を先取りチェック!(文・幕田千宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

二人の女性の強烈な魅力があなたを虜にする

CHECK01:
世界一魅惑的なサイコパス女暗殺者ヴィラネル

画像: サイコパスなのに人の心を捉えるヴィラネル

サイコパスなのに人の心を捉えるヴィラネル

サイコパスな殺人犯を追う作品はこれまでも数多くあるが、本作のヴィラネルは、世界一チャーミングなサイコパスと言っても過言ではない。何の感情もなく人の命を奪っていく彼女だが、オシャレが大好きで、暗殺者のくせに目立ちたがりな、まるで子供のように無邪気で奔放なヴィラネルに、魅了されずにはいられない。

CHECK02:
みずから危険な道へ溺れていく敏腕捜査官イヴ

画像: 安定を捨て危険へと突き進んでいくイヴ

安定を捨て危険へと突き進んでいくイヴ

優しい夫と安定した仕事に恵まれながら、退屈な日々と不満を抱えていたイヴの人生は、ヴィラネルとの出会いで大きく変化していく。夫や周囲を振り回し、危険な道へと自ら溺れていく彼女の行動は決して褒められたものではないが、不思議と共感を誘うキャラクターに説得力があるのは、サンドラ・オーの演技力の賜物だ。

CHECK03:
違うタイプなのに惹かれ合う二人の女性の愛と憎しみ

画像: 敵同士の二人なのになぜか惹かれ合っていく

敵同士の二人なのになぜか惹かれ合っていく

MI6の捜査官と危険な暗殺者。決して相容れない立場のイヴとヴィラネルだが、事件の捜査を通じて強烈に惹かれ合っていく2人。互いの存在を誰よりも理解し、意識し合う2人にとって、追う者と追われる者という立場ですらもはやスパイス。ストーリーが進むに連れ、複雑に絡み合っていく愛憎劇の行方から目が離せない!

危険なのは二人だけじゃない!登場人物みんなクセ者

ヴィラネル
ヨーロッパで暗躍する暗殺者。他者への共感に欠けたサイコパスだが自分の存在に気付いたイヴに興味を持つ。

イヴ
MI5の事務職からMI6の捜査官に転身。凄腕の暗殺者ヴィラネルの存在に気付き、彼女に惹かれていく。

演じるのは:ジョディー・カマー
1993年3月11日生まれ。2016年の『サーティーン/13 誘拐事件ファイル』で高く評価された。

演じるのは:サンドラ・オー
1971年7月20日生まれ。映画『サイドウェイ』や『グレイズ・アナトミー』で知られる実力派女優。

ヒューゴ
イヴの新しい捜査チームのメンバー。イヴに興味を持っている様子。

ニコ
イヴの夫。ヴィラネルの捜査にのめり込んでいくイヴにニコは不安を覚える。

ケニー
MI6の極秘チームのイヴの仲間でケニーは元ハッカー。次第にイヴとお互いの秘密も話せる間柄に。

コンスタンティン
裏組織の連絡係。奔放で目立ちたがりなヴィラネルに手を焼いている。ヴィラネルの捜査に協力を要請している。過去に何やら関係があった様子。

キャロリン
MI5を解雇されたイヴをスカウトしたロシア部門の主任捜査官。実はケニーの母親だが、キャロリンは職業上、ケニーを守るためにドライな関係に徹している。コンスタンティンとの関係を疑い、内通者の疑念が拭えない。

「キリング・イヴ/ Killing Eve」シーズン2
2019年11月14日スタート/毎週木曜夜11:00~ほか
WOWOWプライム [第1話無料放送]

©Sid Gentle Films Ltd 2019

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