ここがスゴイ!
「アナ雪2」みどころチェック
新キャラクターが魅力的!
幼かったエルサとアナの思い出の中に出てくる母イドゥナ王妃。心優しいイドゥナを演じるのはエヴァン・レイチェル・ウッド。魔法の森に囚われたマティアス大尉を演じるのはスターリング・K・ブラウンだ。キュートさがたまらないのが、魔法の森の生き物サラマンダー。他にも風の精や水の精などマジカルな魅力にあふれたキャラクターがいっぱい。
すべての謎が明らかになる!
『「アナと雪の女王」は2作あわせて一つの完結した作品になるのです』というバック監督の言葉通り、物語に秘められていたさまざまな謎が解き明かされる。なぜエルサに力が与えられたのか?旅の中で彼らが入り込む深い森や暗い海とは?そして最後に明かされる、姉妹の知られざる過去の物語。その壮大な世界観にあなたもきっと魅了されるはず。
秋風景のうっとりする美しさ
冷たい雪と氷に覆われた冬をイメージしていた前作(実際の季節は夏だったが)。今回の作品では“変化”をモチーフに、それが伝わるよう秋をバックグラウンドにした。さまざまに色づく木の葉、それらが風に乗ってくるくると舞い上がる姿など、その風景の美しさにはため息が出てしまう。さらに精霊たちの幻想的なシーンはまさに新しい映像体験!
“イントゥ・ジ・アンノウン” はじめ心に響く新曲ぞろい
前作の主題歌“レット・イット・ゴー~ありのままで~”は全世界で大ヒット、アカデミー賞主題歌賞も受賞し、映画史上に残る神曲となった。この名曲を手がけたロペス夫妻が今回も続投、7曲のオリジナルソングを書き下ろしている。
中でも注目はメイン楽曲の“イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに”。未知の旅へと踏み出そうとするエルサの心情をダイナミックに表現した感動曲。他にも、姉妹の母イドゥナ王妃が幼い二人に歌って聞かせる“All Is Found”や、メインキャスト全員で歌う“Somethings Never Change”など心に響く楽曲がいっぱい。
ディズニー史上初!日本版エンドソングに新人抜擢
「アナと雪の女王2」のエンドソング“イントゥ・ジ・アンノウン”の日本版を歌うアーティストに、デビュー前の19歳新人、中元みずきが選ばれ、都内で初披露イベントが行なわれた。合格が決まった時は号泣してしまった、と語った中元だが、見事な歌唱で集まった人々を感動で包み込んだ。
「アナと雪の女王2 オリジナル・サウンドトラック」
(ユニバーサルミュージック/税込2750円)
「アナ雪2」 奇跡と感動の舞台裏をお見せします!
キャラクター・アート・ディレクター
ビル・シュワブが語る
この映画にはさまざまな精霊が出来てきます。中でも苦労したのは風の精霊ゲイルです。それは“どうやって風を描くの?”という問題でした。僕はまったくわからなかったので、葉っぱや枝など森にあるものをこのキャラクターを形作るのに使い始めました。それはほとんどクリーチャー・デザインのようでした。
アート・ディレクター
デーヴィッド・イォムスリーが語る
おとぎ話の中に出てくる魔法の森には、もっと曲がりくねった木や枝があったりする。でも僕たちは、それとは少し違うもの、もっとリアリスティックな森にしようと考えたんだ。魔法というのは森の形そのものではなく、そこで起きることだからね。そのために僕らは、ノルウェーからフィンランドに広がるラップランドにリサーチに行った。そこで見たものがこの映画にも大いに生かされているよ。
衣装デザイナー
ブリトニー・リーが語る
エルサの衣装がユニークなのは、現実の世界の素材にあまりこだわらなくていいことでした。なぜなら彼女は氷で服を作れてしまうから。だから私たちは、たとえば透けるほど薄いドレスとか、この世のものとは思えない素材を使うぜいたくを許されたのです。ウールのような重く制限されたものである必要はないのです。でも一つだけ制限がありました。それは暖かい色になりすぎないこと。だって彼女は雪の女王なのですから。
「アナと雪の女王2」
2019年11月22日(金)公開
原題:凍った2/アメリカ/2019/1時間43分/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジェニファー・リー、クリス・バック
©2019 Disney. All Rights Reserved.