一度知ったら抜け出せない!
アダム・ドライバーのトリコになる7つのキーワード
01:
ブレークのきっかけは 【ハダカ】!?
NYに暮らす20代のこじらせ女子の日常をリアルに描き、全米の乙女心に刺さったドラマ『GIRLS/ガールズ』。当初ムキムキな胸筋をひけらかし、少々キモく見えたアダムだが、次第に頼もしさも発揮。しかも、何故か見れば見るほどクセになる。3年連続エミー賞にもノミネートされ、ドラマ人気と共に彼の認知度もアップ。
02:
近年まれに見る【巨匠キラー】
デビュー作はクリント・イーストウッド。巨匠スピルバーグの『リンカーン』で後年ルーカス・フィルムの社長となるキャサリン・ケネディと出会ったことから『スター・ウォーズ』のカイロ・レンへの道が開けた。『沈黙』のスコセッシ監督は彼の演技力を大絶賛。スパイク・リー監督の『ブラック・クランズマン』では賞レースを賑わせた。
03:
“盟友”【ノア・バームバック】
『フランシス・ハ』の主演女優で現在はバームバックのパートナーのグレタ・ガーウィグの推しもあって、オーディションで役をゲット。帽子が似合うモテ男子を演じたアダムは、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』でも、帽子をかぶってオシャレな今どき男子を好演。生粋のニューヨーカーでバウムバックには欠かせない常連俳優に。
04:
耳から離れない!【クセになる歌声】
売れないフォークシンガーの日常を描いた『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』。テンガロン・ハットが似合う歌手アル役で、主演オスカー・アイザックらを相手に『おぅおっおお〜』と低音を響かせた見事な合いの手を入れる。子どもの頃の聖歌隊とジュリアード音楽院仕込みの歌唱力!?『マリッジ・ストーリー』『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』でも披露。
05:
愛国心抜群!【元・海兵隊】
海兵隊に入隊したこともあるアダム。『ローガン・ラッキー』ではイラク戦争で片手を失った元軍人役、『ザ・レポート』ではCIAが容認した拷問三昧の尋問プログラムを精査する捜査官など実体験と共鳴する役どころにも挑戦。また軍人たちに上質な演劇を楽しんでもらおうという非営利団体AITAFを立ち上げている。
06:
家族を愛する【ファミリーマン】
私生活ではジュリアード時代の同窓生だった妻と息子がいるアダム。『マリッジ・ストーリー』では息子思いの良き父親を演じ、スカーレット・ヨハンソン扮する女優の妻と親権をめぐって壮絶バトルを繰り広げる。だが、実生活では自身の両親が離婚しているからか、家族のために仕事をセーブしようとしているらしい。
07:
どんな世界観にもフィットする【俳優力】
詩が好きなバス運転手のささやかな毎日を描いたジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』。アダムは抑えた演技で、何でもない日常に幸せを見出す主人公を通して人生の愛おしさを表現する。オフビートなジャームッシュの世界にも馴染む。ちょっといないな、こんな俳優。新作『ザ・デッド・ドント・ダイ』で再びコラボ。相性ピッタリ!