“普通の男”を演じることで発揮されるカンバーバッチの実力
ネディクト・カンバーバッチはこれまで人気ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」や、スターチャンネルで放映され話題を呼んだミニシリーズ「パトリック・メルローズ」やTV映画「ブレグジット EU離脱」、マーベル作品「ドクター・ストレンジ」など、主演作ではクセの強いキャラクターを演じて注目を集めてきたが、今回の「チャイルド・イン・タイム」では娘を溺愛するごく普通の父親としての顔、妻と愛し合いながらもすれ違い苦悩する、誰もが共感するような夫の顔を見せている。
友人と会食して近況を伝え合ったり、実家に戻って母親の愛情をかみしめたりなど、普通の男性を好演するカンバーバッチが非常に魅力的だ。なかでも、幼い娘と遊んでふざける様子や、別居しても妻を恋しく思い続ける主人公に扮するカンバーバッチの姿は、ファンのハートを鷲づかみするに違いない。
“普通”を演じるカンバーバッチは新鮮だが、高い演技力があるからこそ、見る者を強く引き付ける“普通”を力演できるのだと実感させる。
ベネディクト・カンバーバッチ出演作 特集放送
2020年2月29日(土)&3月1日(日)2日連続一挙放送ほか【BS10スターチャンネル】
「チャイルド・イン・タイム」の日本初プレミア放送を記念して、ベネディクト・カンバーバッチの歴代出演作を一挙放送!
〈放送ラインナップ〉
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」「それでも夜は明ける」「チャイルド・イン・タイム」「ブレグジットEU離脱」「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」「裏切りのサーカス」「僕が星になる前に」「スター・トレック イントゥ・ダークネス」「パトリック・メルローズ(全5話)」