\今月のイチオシ/
スーパーパワー覚醒の女子高生が突き進む新感覚青春エンターテインメント!
「ノット・オーケー」
ジャンル・ファンタジー
ドラマ「ストレンジャー・シングス未知の世界」や映画「ナイトミュージアム」シリーズのショーン・レヴィ監督らが製作総指揮し、「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」2部作で少女時代のベバリーを演じたソフィア・リリスが主演した青春ファンタジー。
ペンシルバニア州に実在する、人口約5000人の小さな町、ブラウンズヴィル。家族とよそから引っ越してきたが、父親が亡くなって以来、情緒が不安定な17歳の高校生シドニー。そんな彼女だが、イヤなことがあって感情が高ぶると、周囲の人物が鼻血を流したり、物が動くという超能力に覚醒。超能力はどんどんと強くなっていく。
シングルマザーの母親や弟と貧しい家で暮らし、友人がディナ(ソフィア・ブライアント)しかいないシドニーの日常に共感を誘われる一方、彼女自身コントロールできない超能力が起こすトラブルに驚かされ、大いに楽しめる。各話20分強×全7話で見やすいのも魅力だ。
この人が主演!ソフィア・リリス
「IT~」2部作より髪は少し伸びたが、引き続いてショートカットがお似合いなソフィア・リリスは2002年2月13日生まれ。ニューヨーク市出身なので実は都会っ子だが、地方で暮らすピュアなシドニー役もぴたりとはまった。ドラマ「シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件」ではエイミー・アダムス演じるヒロインの少女時代を演じるなど、今後も活躍が続きそう。
ここに注目するとさらに面白い!
1.ブラックな味付けで大人も楽しめる青春モノ
レヴィ監督らと製作総指揮を務め、全話を監督しているのはNetflixドラマ「このサイテーな世界の終わり」のジョナサン・エントウィッスル。多感な少年少女のコンビを主人公にした同作品と同様、若者の繊細な気持ちを描く手腕は健在。ブラックユーモアも引き続いて得意で、シドニーの超能力がグロい結果を生むことも!
2.いち早く目をつけておこう!ブレイク必至の若手イケメン
リリス以外のキャストにもご注目を。シドニーと親しくなるスタンリー(スタン)役は「IT~」2部作で少年時代のスタンリー役を演じてリリスと共演したワイアット・オレフ。ディナ役のブライアントは「グッド・ワイフ」など多数のドラマにゲスト出演した子役からセクシーに成長。まだ無名だがイケメン若手俳優も多い。
Neilson Barnard/Getty Images
ノット・オーケー
Netflixにて配信中