待望のMCUフェーズ4の幕開けとなる「ブラック・ウィドウ」。本作の公開を心待ちにしながら、アベンジャーズの最重要キャラクターの一人、ブラック・ウィドウがこれまでの作品でどんな活躍を見せてきたのかをディズニーデラックスでチェックしよう!(文・相馬 学/デジタル編集・スクリーン編集部)

トニーのもとに送り込まれたスパイとして初登場
「アイアンマン2」(2010)

画像: セクシーで勝気、しかも有能なスーパー秘書 ©2013 MARVEL.

セクシーで勝気、しかも有能なスーパー秘書

©2013 MARVEL.

トニー・スタークを主人公にした「アイアンマン」シリーズの第2弾。ブラック・ウィドウは初登場時ナタリー・ラッシュマンと名乗っており、勝気な性格がトニーに気に入られ、スターク・インダストリーズの秘書となる。

画像: トニーのもとに送り込まれたスパイとして初登場 「アイアンマン2」(2010)

その後、S.H.I.E.L.D.がトニーのアベンジャーズとしての適性を判断するために送り込んだスパイ、ナターシャ・ロマノフであったことが判明。素性を隠していたことでトニーとぎくしゃくするも、和解して共闘する。ブラックレザースーツをまとい、屈強な男たちを次々となぎ倒す姿のファースト・インパクトは鮮烈だった。

抜群の戦闘能力でアベンジャーズの一員に
「アベンジャーズ」(2012)

画像: 自己チューだったヒーローたちを一つにまとめた TM & © 2012 Marvel & Subs.

自己チューだったヒーローたちを一つにまとめた

TM & © 2012 Marvel & Subs.

MCU初のヒーロー大集合スペクタクル。ブラック・ウィドウは紅一点、いや黒一点と言うべきか。男性ヒーローに引けをとらない活躍で、ロキの地球侵略の陰謀を阻止しようとする。最大の貢献は、アベンジャーズをひとつにまとめ上げたこと。アイアンマンもキャプテン・アメリカもソーも、自身の正義感に自信を抱き他者の正義は認めない、ある意味エゴイスト。

画像: 抜群の戦闘能力でアベンジャーズの一員に 「アベンジャーズ」(2012)

そんなめんどくさい男たちを結び付けたのは、彼女がスーパーパワーを持っていないひとりの人間だったから。スーパーパワーはなくとも度胸は満点で、ここでも空に陸にと頼もしい戦闘要員ぶり。

クールなだけではない情緒的な一面を見せる
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014)

画像: クールなだけではない情緒的な一面を見せる 「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014)

今やMCUの最重要監督となったルッソ兄弟のMCUデビュー作にして「キャプテン・アメリカ」シリーズの第2弾。巨大な陰謀に巻き込まれ、S.H.I.E.L.D.さえも敵に回すことになったキャプテン・アメリカ。ブラック・ウィドウは彼の味方として行動を共にし、陰謀の追及に奔走する。

画像: 陰謀に巻き込まれたキャップを助け奔走する ©2014 MARVEL.

陰謀に巻き込まれたキャップを助け奔走する

©2014 MARVEL.

彼女は頼もしい味方ではあるが、負けん気たっぷりの前2作とは違った顔を見せるのがミソ。S.H.I.E.L.D.の仕事は私には向いてない…などと弱音を吐いたりするのは、キャラ変の時期でもあったのか!?が、ルッソ兄弟のMCU最上のシリアス演出に、このキャラはハマッていた。

彼女が築いたアベンジャーズの絆が再び試される
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)

画像: 彼女が築いたアベンジャーズの絆が再び試される 「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)

再びヒーロー大集合。自我に目覚め、人類に反旗を翻した人工知能ウルトロンの暴走を食い止めるべく、アベンジャーズの面々が奔走する。ブラック・ウィドウは、敵に捕らえられて危険に追い込まれてもミッションを忘れず、仲間を信頼して行動。一作目の「アベンジャーズ」以上に、チームの潤滑油としての役割を果たしたと言える。

画像: ブルースへの秘めた想いが初めて明かされる © 2015 Marvel

ブルースへの秘めた想いが初めて明かされる

© 2015 Marvel

何よりのポイントは、彼女のロマンスが初めて描かれたこと。ハルクことブルース・バナーとの間に恋が芽生えたと思いきや、それは運命に翻弄される。人工知能さえ倒せるアベンジャーズでも、恋愛の危機はどうにもできないようだ。

This article is a sponsored article by
''.