アベンジャーズ分裂という最大の危機に彼女は⁉
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)
「キャプテン・アメリカ」シリーズの第3弾だが、「アベンジャーズ」シリーズと同様にヒーローが結集。とはいえ、ここではアイアンマン派とキャプテン・アメリカ派のアベンジャーズ内部分裂と対立がドラマの鍵となる。ブラック・ウィドウは、一度はアイアンマン側につくも、双方の正当性も過ちも理解しており、和解を信じて荒療治を施す。
ここでも彼女の”和”の精神が発揮された形だ。とはいえ、ここまでヒーローが増えて対立するとさすがに手に余る。ハネロングヘアで、ちょっと大人っぽくイメージチェンジしたが、アベンジャーズの面々には通じなかった!?
強敵に立ち向かうため仲間たちに団結を呼びかける
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018)
インフィニティ・ストーンを手に入れて世界の半壊を目論むサノスに、アベンジャーズが立ち向かうシリーズ第3弾。キャプテン・アメリカとともに逃亡生活を送りながら対テロ行動を行なっていたブラック・ウィドウは、トレードマークの赤毛からなんと金髪に大変身!
トニーと再会・和解し、新メンバーとも合流して、アベンジャーズ再結集を目指すが、団結のパワーも強敵サノスの”指パッチン”にはかなわなかった。せめてもの救いはハルクとの再会…と言いたいところだが、本作に限れば二人のロマンスは残念ながら消滅しているように見える。
世界を元に戻すため究極の決断に身を投じる
「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)
サノスによる大量虐殺で人類もアベンジャーズも半減した世界を舞台に、新たな未来を模索するMCUのクライマックス。生き残ったアベンジャーズの面々は、時間を遡ってサノスの企てを阻止しようと試みる。ブラック・ウィドウも消滅を生き延びたひとりで、当然この計画に参加。
そしてサノスのストーンを奪還するために、究極の決断に身を投じる。赤毛に戻して珍しくおさげ姿を見せてもいるが、そんな可憐さゆえか、この選択は切ない。“あとで都合よく甦るんでしょ?”という意地悪な声もあるが、監督のルッソ兄弟はこれをきっぱりと否定している。
知られざる過去、そして空白の時間を描く最新作
「ブラック・ウィドウ」(2020)
「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見た人ならおわかりの通り、ブラック・ウィドウの物語を描くなら過去に遡らざるをえない。というわけで、本作は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」直後の、知られざる彼女の逸話を描く。故国ロシアに戻り、過去を清算するための戦いに挑むブラック・ウィドウ。その過程で、旧ソ連のスパイ養成プログラムによって戦闘マシンに変身していった彼女の過去が明かされる。
天涯孤独と思われた彼女に妹がいたことも、本作で明らかに。さらに、「エンドゲーム」での覚悟に至った逸話も登場するとのことだ。
※「ブラック・ウィドウ」を除く全作品、ディズニーデラックスで配信中