ファスビンダー、ヴェンダースらと並ぶニュー・ジャーマン・シネマの旗手ヴェルナー・ヘルツォーク監督の長編6作品が自宅で映画を楽しめるオンライン映画館「アップリンク・クラウド」にて独占オンライン公開されている。

『タイム』誌の100選にも選ばれた『アギーレ/神の怒り』などを配信

ヴェルナー・ヘルツォーク監督は2019年、ヨーロッパ映画賞で生涯功労賞を受賞した、ドイツを代表する名匠。『カスパー・ハウザーの謎』(1974年)でカンヌ国際映画祭審査員グランプリ、『フィツカラルド』(1982年)で同監督賞受賞。またニコラス・ケイジ主演の『バッド・ルーテナント』(2009年)や、ニコール・キッドマン主演の『アラビアの女王 愛と宿命の日々』(2015年)などアメリカ映画の製作も手掛けてきた。2019年のカンヌ国際映画祭では、日本を舞台にした『Family Romance, LLC(原題)』がプレミア上映された。

『タイム』誌の歴代映画100選の1本にも選ばれた『アギーレ/神の怒り』を含め、『フィツカラルド』『ヴォイチェック』『シュトロツェクの不思議な旅』『ノスフェラトゥ』『コブラ・ヴェルデ 緑の蛇』の六作品が配信されている。

<配信作品紹介>

『アギーレ/神の怒り』(1972年/ドイツ/91分)
16世紀、アマゾンの奥地に黄金郷を求めたスペイン探検隊の実話が原作。最後の峠を越えたところで厳しい自然に阻まれ、食料も底をつき探検隊は内部崩壊してゆく。『タイム』誌の<歴代映画100選>の1本にも選ばれた。

『シュトロツェクの不思議な旅』(1976年/ドイツ/104分)
シュトロツェクは刑務所出所後、エーファとシャイツ老と、成功を夢見てドイツから米国に渡るが…。シュトロツェクに『カスパー・ハウザーの謎』のブルーノ・S、エーファに『ドイツ・青ざめた母』のエーファ・マッテスを起用。

『ノスフェラトゥ』(1978年/ドイツ/103分)
クラウス・キンスキー演じる白塗りのドラキュラ伯爵の迫力と、アジャーニの妖しい美しさに息をのむ。『ヒトラー~最後の12日間~』の名優ブルーノ・ガンツが、アジャーニとカップルを演じているのも見もの。

『ヴォイチェック』(1979年/ドイツ/81分)
兵士ヴォイチェックの頭には、しょっちゅう、不思議な声が響いていた。その声に導かれるように彼は・・・。原作は19世紀に23歳で亡くなった天才ゲオルク・ビューヒナーによる未完の小説。

『フィツカラルド』(1981~1982年/ドイツ/157分)
19世紀末ブラジル。稀代のテナー、エンリコ・カルーソーに感激したフィツカラルドが、アマゾンの奥地にオペラハウスを建てようと始めた事とは…。船の山越えシーンが伝説になった途方もないスケールの作品。

『コブラ・ヴェルデ 緑の蛇』(1987年/ドイツ/110分)
19世紀初頭のブラジル。フランシスコは農園主の娘に手を付けたため、アフリカに飛ばされた後、奴隷商人コブラ・ヴェルデとなるが、勲功をあげアフリカ総督になる。だが、栄華は続かず、首に懸賞をかけられる身に…。

「アップリンク・クラウド」( https://www.uplink.co.jp/cloud/ )では、本企画の他にも “ 外出しなくても映画は観れる!” をコンセプトに、配信キャンペーンや全国の映画館を支援できる『ホドロフスキーのサイコマジック』オンライン先行上映などを行なっている。

This article is a sponsored article by
''.