新型コロナウイルス感染拡大防止のため公開が延期されていた『ルース・エドガー』が緊急事態宣言の解除と東京都の映画館への休業要請の緩和を受け、2020年6月5日(金)に公開されることが決定した。
画像: 『ルース・エドガー』予告編 www.youtube.com

『ルース・エドガー』予告編

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私たちの内なる潜在意識を揺さぶるヒューマンドラマ

本作はオバマの再来と称賛される17歳の黒人の高校生ルースの姿を通して、人間の謎めいた本質をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ。2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映されるや批評家の絶賛を博し、全米の賞レースで20を超える賞のノミネートを達成。その年の最も優れた独立系作品を選定するインディペンデント・スピリット賞でも監督賞、主演男優賞、助演女優賞の主要3部門に名を連ねた。

模範的な若者として学校や地域の誰からも愛され、称賛される少年の“知られざる真実”をめぐって展開するサスペンスフルなストーリーは、観る者の好奇心をかき立てるにとどまらず、私たちの内なる潜在意識を揺さぶり、先入観を根底から覆していく。

ジュリアス・オナー監督 日本の観客へのメッセージ

この映画で描いている事は、自分を定義し、自分を自由にする事。
人は他人に対して「あなたは天才」もしくは「あなたは怪物」と
決めつけてかかるところがあるけれども、その傾向は欧州やアフリカ、日本でも同じ。
人間は単純ではなく、複雑な生きものです。
他人からの一辺倒な期待を背負って生きる、という事は、自分の人間性が剥がされる、ということです。
この映画が投げかけている問いについて、ご自身で考えてほしい。
「どのような時に」また「どんな人たちが」生きる自由を与えられているのかについて、
ぜひじっくりと考えていただきたいです。

ルース・エドガー
6月5日(金)公開
配給:キノフィルムズ/東京テアトル
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