第79回アカデミー賞でアカデミー賞脚本賞受賞を受賞した『リトル・ミス・サンシャイン』が2020年7月10日(金)より全国順次公開されることが決定した。
人生に勝ち負けなんか存在しない
2006年にサンダンス映画祭でプレミア上映され絶賛された本作は、米大手映画会社フォックス・サーチライトが当時の史上最高額で劇場配給権を取得。
第79回アカデミー賞では作品部門含む4部門へのノミネートされ、マイケル・アーントにとって初脚本作品にも関わらずアカデミー賞脚本賞を受賞するなど、インディ作品としては異例な記録をつくった傑作だ。
田舎町で育ったぽっちゃり少女オリーブが、美少女コンテスト決勝に出場するべく、家族たちとともにカリフォルニアを目指すことに。落ちこぼれ一家たちを待ち受けるのは波乱の旅。でもちょっと奇妙だけれど心温まる家族の絆が、さわやかな感動を呼ぶ一作となっている。
鬱陶しいけど、愛おしい。人生に勝ち負けなんか存在しない。誰にでも支えてくれる人はきっと居る。観終えた時にきっとそんなメッセージを受け取ることができるはず。人を笑顔にし、前を向かせるパワーに溢れ、未来が不確かで不安がある今だからこそ見たい作品だ。
公開当時は35mmプリントでの上映だったが、今回は劇場公開用にデジタル素材を制作して本作初のデジタル上映となる。
リトル・ミス・サンシャイン
2020年7月10日(金)より全国順次公開
配給:カルチャヴィル
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