スリルも笑いも感動も詰め込んだ退屈知らずのラブストーリー
「愛の不時着」
解説&ストーリー
元々は同じ民族が暮らした朝鮮半島だが、1950年からの朝鮮戦争により北緯38度線で分断され、悲劇の歴史へ。しかし南(韓国)でも北(北朝鮮)でも、庶民は自分たちのささやかな日常を守っている。そんな背景のもと、スリルも笑いも感動もすべてぶちこんだのが「愛の不時着」。
韓国の財閥の令嬢ユン・セリ(「私の頭の中の消しゴム」のソン・イェジン)はパラグライダーに乗るが、竜巻に巻き込まれ、北朝鮮に不時着。そこでハンサムな北の軍人、リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)と出会い、韓国へ戻ろうと悪戦苦闘。ラブストーリーかと思えばサスペンスやアクションもあり、韓国と北朝鮮の文化のちがいをコミカルに描いたりと、まさに退屈知らず!
「愛の不時着」代表イケメンをチェック!
軍服でもスーツでも隠しきれないヒョンビンの美しい筋肉が話題に!
このキャラに注目!
ユン・セリ(ソン・イェジン)
韓国の財閥の令嬢にして有名なセレブだが、乗ったパラグライダーが北朝鮮に不時着。韓国への帰還を望む。
リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)
北朝鮮の軍人だが偶然出会ったセリに好意を抱くように。父親は北朝鮮の高官で、スイスに留学した経験あり。
ク・スンジュン/アルベルト・ク(キム・ジョンヒョン)
問題を起こし、大金を使い、自分が最も安全そうな北朝鮮に逃げてきた韓国の青年実業家。セリに関心がある。
「愛の不時着」沼へようこそ!ドラマにハマる3つのポイント
1.まさかの展開を満載
セリが竜巻に巻き込まれる導入部もそうだが、型破りな展開を満載。まず基本的に北朝鮮を悪く描いてはいないが、腐敗した軍人が登場。なんと「マッドマックス」のような改造トラックで悪事を重ねる。前半は各話70分位なのが途中から長くなり、90分を超えるエピソードが3話もある。それなのに飽きさせないのはパワフルだ。
2.俳優陣がチャーミング
美男美女から三枚目まで、キャストはみんなはまり役。セリ役のソン・イェジンは日本でも人気の美人女優。男性陣は、身長185cmのヒョンビンと身長183cmのキム・ジョンヒョン、いずれも長身のイケメンだ。第13話に伝説的ドラマ「冬のソナタ」の主演女優チェ・ジウが本人役でゲスト出演しているが、理由は見てのお楽しみ。
3.韓国と北朝鮮の違い
韓国映画でさえ、これほどのスケールで北朝鮮を取り上げた作品はなく、そこも「愛の不時着」のポイント。脱北者出身のスタッフならではの表現を反映。軍による盗聴の場面が多いが、庶民は使いづらい単語を隠語にして対抗している。たとえば韓国=南町など。また韓国も北朝鮮も言語は朝鮮語だが、なまりも存在するという。