復讐を誓った青年の15年を描いた心を揺さぶる痛快サクセスストーリー
「梨泰院クラス」
ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)を舞台に、若者たちの愛と友情、大富豪一家とのビジネスバトルを描いた、とにかく熱いサクセスストーリーが「梨泰院クラス」だ。パク・セロイ(パク・ソジュン)は転校先の高校で同級生オ・スア(クォン・ナラ)と知り合うが、同級生をいじめる大富豪の息子チャン・グニョン(アン・ボヒョン)とトラブルに。
2年後、刑務所から戻ったセロイは飲食業界に君臨する大富豪を見返すべく、梨泰院の町で居酒屋を開くが、彼のもとにはチョ・イソ(キム・ダミ)ら仲間が集まる。逆転また逆転の展開で、相手に土下座する・しないというくだりは日本の「半沢直樹」風?しかしドラマ全体の熱さは負けない。
「梨泰院クラス」代表イケメンをチェック
正統派イケメン、パク・ソジュンがいがぐり頭の素朴な青年に変身!
このキャラに注目!
パク・セロイ(パク・ソジュン)
2人暮らしの父親の転勤で地方の高校に転校。それから不幸が何年も続くが、父親譲りの根性で音を上げない。
オ・スア(クォン・ナラ)
セロイが転校先で出会って初恋の相手になった同級生の美少女。後にグニョンらチャンガグループで働きだす。
チャン・グニョン(アン・ボヒョン)
大富豪チャン家の長男。なんでも自分の思い通りにならないと気に食わない。後にチャンガグループで出世。
人気にはワケがある!「梨泰院クラス」にハマる3つのポイント
1.格差社会の胸熱バトル
真面目で誠実なためにチャン家を怒らせ、刑務所に入ってしまったセロイ。しかし彼は飲食業界に君臨するチャン家への復讐を決心し、独学で勉強。小さな居酒屋“タンバム(甘い夜)”を開く。韓国社会では財閥が圧倒的に強い上、学歴などで格差が大きいからこそセロイの大きな夢は輝くが、バトルはより激しくなっていく。
2.みんながキャラ立ち
イケメンだが髪型は特徴的なセロイなど、登場人物はみんなキャラが立っている。ウェブ漫画が原作だからかもしれないが、高いIQのインフルエンサーだったイソがソシオパスだとか、“タンバム”のシェフであるマ・ヒョニ(イ・ジュヨン)がトランスジェンダーだとか、見たら忘れられなくなるほど強烈な個性派だらけだ。
3.セロイが連発する名言
セロイは自身の哲学に基づいた名言を連発する。自分の店の名前“タンバム(甘い夜)”の由来は“苦い夜が、俺の人生が、少しでも甘くなればいい”というもの。また刑務所では仲間に“俺の価値をお前が決めるな。俺の人生は今が始まりだ”と語る。ドラマにとって名ゼリフを連発できる主人公は、強力な武器になりうる。